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先日、私の知人に聞かれました。
「株が上がっているようだけど、あなたは儲かっているのでしょう?」
私は返す言葉がありませんでした。
なぜかと言うとアナリストである私自身は株の売買をやっていないからです。積極的にやってこなかったのは、冷静な判断を継続するためで自主規制を課してきました。
そうした意味で株式啓蒙メルマガである「億の近道」の執筆は、慎重になる必要を感じています。
私のオクチカ(億の近道の略称)ライフは、疲弊した日本の株式市場に元気を与えるためでした。1990年のバブル崩壊相場以降の疲弊は目に余り、誰も市 場に近づかない状況が1990年代後半に見られました。そこで、まだその当時は珍しかったメルマガを有志とともに立ち上げへ参加したという経緯がありま す。
長期に亘るメルマガの発行は執筆者と配信者の涙ぐましい共同作業であり、様々な危機を経ながらも結果としてオクチカは連綿として配信がなされ、私の記憶に間違いがなければ創刊から数えること約16年もの歳月が流れようとしています。
企業情報に積極的に耳を傾けて頂ける方には、有料にてメルマガを発行もしていますが、無料メルマガであるこのオクチカ(月曜版)が私の唯一無二の情報メディアとなっています。
創刊以来の読者はよくわかっておられるかと思いますが、過去から一貫したスタンスでオクチカは発行されてきました。株式投資の面白さをお伝えしたいというのが創刊時からの基本方針ではありましたが、最近でもそのスタンスは変わっていません。
ただ、最近読者となって頂いた方もお見えであろうかと思いますので改めて株式投資の面白さをお伝えしていきたいと考えています。
【株式投資はなぜ面白いのか?】
1.資本主義経済の根幹をなしている株式市場
今さら言うまでもなく株式市場は資本主義経済の成長のためのインフラとして重要な役割を担っており、そこに投資家として参画することの意義は大きい。
2.人生と株式投資
人生が山あり谷ありであるのと同様に株価も上がったり下がったり。そこには喜びも悲しみもあり。日常生活とは別の世界を体験できます。自らが事前によく 研究した上で投資することが未来のリターンを決めます。それぞれの人生(ビジネス、就職先)とともに株式投資の世界が存在しています。
3.リスクを知る
未来の不確定要因を予め予測するのは困難ながら過去の出来事や過去のビジネス経験から導き出されるリスクを十分に知った上で、リターンを上げていこうと努力される投資家にはきっと明るい未来が待っています。
4.企業とともに
投資家は企業とともに歩む姿勢が求められます。儲けも損も企業の成長次第。投資する企業を十分に吟味して、自ら研究の上投資し一緒に成長して資産形成をしていくことは楽しいものです。
5.意味深な株式投資
株式というのは意味深なネーミングです。企業家が開発し蒔かれた種を美しい花が咲き、果実が実るまで一緒に育てるのが本来の株式投資。いつしか株価の上げ下げに一喜一憂する世界となってきましたが、風雪に耐えて果実を得られるまでの熱いドラマが待っています。
6.お金の不思議な世界
お金はただ持っているだけでは価値を生まないものです。リスク(不確実性)を取ってこそリターンが生まれます。銀行に預けているお金と株式投資はリスクの度合いによってリターンにも差が出てきます。
7.成長を見守る投資家になる
短期で売買を繰り返す投資家がいる一方で長期投資で資産を増やす投資家もいます。すべて自由な投資行動で、どちらが絶対に良いとは言い切れませんが、企業としては長期的な成長を見守って頂く投資家を求めています。
8.企業と投資家の関係
株式発行体である企業と投資家は運命共同体として一緒に流通市場を形成し、これから投資しようという新たな投資家の市場参入を求めています。企業は正常 な評価を投資家に求めていますが、認知度が不足して投資家がその投資対象企業の投資価値を十分に理解していない場合もあります。逆に多くの投資家に支持さ れて高く評価されているケースもあります。極端な高評価、極端な低評価、いずれも市場がなせる業。投資家としての投資判断は自由ですので、一概に間違って いるとも言えないのですが、結果としてリターンを上げるのは皆さん次第です。自分で判断してリターンを上げることになるので楽しいのです。
9.旅先案内人的な市場関係者と称する人たち
どういう訳か市場には講釈師が大勢います。新聞やテレビなど大手のメディアを見ながら投資の判断をされる投資家も多いかと思いますが、そこにはマクロ経 済を語るエコノミストもいれば、企業分析を行うアナリストもいます。彼らのもっともらしい意見に耳を傾けるのも時には必要かも知れませんが、あくまでも自 己責任の原則が根底になります。
10.株式投資は発見の旅
旅する感覚で売り買い自由の株式投資をするのは長い目で見ると楽しいものです。中には投資した資金が目減りして困ってしまい、発行体企業に文句の一つも 言いたくなる投資家もいますが、これもまた自己責任が前提です。新たな成長企業の発見や出会いを求め自己責任を貫く投資家の活動はリスクを分散しながら長 期にわたり続くことが理想です。
こんなこと言われなくてもわかっているよ、とベテランの投資家の皆さんに言われそうですが、市場には株式投資のベテランだけではなく初心者の方、まだこれから株式投資しようと研究中の方など様々な方々がお見えになっています。
オクチカではこうした投資家の皆さんにも株式投資や経済動向、市場動向などをできるだけわかりやすく解説していきたいと考えています。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
「株が上がっているようだけど、あなたは儲かっているのでしょう?」
私は返す言葉がありませんでした。
なぜかと言うとアナリストである私自身は株の売買をやっていないからです。積極的にやってこなかったのは、冷静な判断を継続するためで自主規制を課してきました。
そうした意味で株式啓蒙メルマガである「億の近道」の執筆は、慎重になる必要を感じています。
私のオクチカ(億の近道の略称)ライフは、疲弊した日本の株式市場に元気を与えるためでした。1990年のバブル崩壊相場以降の疲弊は目に余り、誰も市 場に近づかない状況が1990年代後半に見られました。そこで、まだその当時は珍しかったメルマガを有志とともに立ち上げへ参加したという経緯がありま す。
長期に亘るメルマガの発行は執筆者と配信者の涙ぐましい共同作業であり、様々な危機を経ながらも結果としてオクチカは連綿として配信がなされ、私の記憶に間違いがなければ創刊から数えること約16年もの歳月が流れようとしています。
企業情報に積極的に耳を傾けて頂ける方には、有料にてメルマガを発行もしていますが、無料メルマガであるこのオクチカ(月曜版)が私の唯一無二の情報メディアとなっています。
創刊以来の読者はよくわかっておられるかと思いますが、過去から一貫したスタンスでオクチカは発行されてきました。株式投資の面白さをお伝えしたいというのが創刊時からの基本方針ではありましたが、最近でもそのスタンスは変わっていません。
ただ、最近読者となって頂いた方もお見えであろうかと思いますので改めて株式投資の面白さをお伝えしていきたいと考えています。
【株式投資はなぜ面白いのか?】
1.資本主義経済の根幹をなしている株式市場
今さら言うまでもなく株式市場は資本主義経済の成長のためのインフラとして重要な役割を担っており、そこに投資家として参画することの意義は大きい。
2.人生と株式投資
人生が山あり谷ありであるのと同様に株価も上がったり下がったり。そこには喜びも悲しみもあり。日常生活とは別の世界を体験できます。自らが事前によく 研究した上で投資することが未来のリターンを決めます。それぞれの人生(ビジネス、就職先)とともに株式投資の世界が存在しています。
3.リスクを知る
未来の不確定要因を予め予測するのは困難ながら過去の出来事や過去のビジネス経験から導き出されるリスクを十分に知った上で、リターンを上げていこうと努力される投資家にはきっと明るい未来が待っています。
4.企業とともに
投資家は企業とともに歩む姿勢が求められます。儲けも損も企業の成長次第。投資する企業を十分に吟味して、自ら研究の上投資し一緒に成長して資産形成をしていくことは楽しいものです。
5.意味深な株式投資
株式というのは意味深なネーミングです。企業家が開発し蒔かれた種を美しい花が咲き、果実が実るまで一緒に育てるのが本来の株式投資。いつしか株価の上げ下げに一喜一憂する世界となってきましたが、風雪に耐えて果実を得られるまでの熱いドラマが待っています。
6.お金の不思議な世界
お金はただ持っているだけでは価値を生まないものです。リスク(不確実性)を取ってこそリターンが生まれます。銀行に預けているお金と株式投資はリスクの度合いによってリターンにも差が出てきます。
7.成長を見守る投資家になる
短期で売買を繰り返す投資家がいる一方で長期投資で資産を増やす投資家もいます。すべて自由な投資行動で、どちらが絶対に良いとは言い切れませんが、企業としては長期的な成長を見守って頂く投資家を求めています。
8.企業と投資家の関係
株式発行体である企業と投資家は運命共同体として一緒に流通市場を形成し、これから投資しようという新たな投資家の市場参入を求めています。企業は正常 な評価を投資家に求めていますが、認知度が不足して投資家がその投資対象企業の投資価値を十分に理解していない場合もあります。逆に多くの投資家に支持さ れて高く評価されているケースもあります。極端な高評価、極端な低評価、いずれも市場がなせる業。投資家としての投資判断は自由ですので、一概に間違って いるとも言えないのですが、結果としてリターンを上げるのは皆さん次第です。自分で判断してリターンを上げることになるので楽しいのです。
9.旅先案内人的な市場関係者と称する人たち
どういう訳か市場には講釈師が大勢います。新聞やテレビなど大手のメディアを見ながら投資の判断をされる投資家も多いかと思いますが、そこにはマクロ経 済を語るエコノミストもいれば、企業分析を行うアナリストもいます。彼らのもっともらしい意見に耳を傾けるのも時には必要かも知れませんが、あくまでも自 己責任の原則が根底になります。
10.株式投資は発見の旅
旅する感覚で売り買い自由の株式投資をするのは長い目で見ると楽しいものです。中には投資した資金が目減りして困ってしまい、発行体企業に文句の一つも 言いたくなる投資家もいますが、これもまた自己責任が前提です。新たな成長企業の発見や出会いを求め自己責任を貫く投資家の活動はリスクを分散しながら長 期にわたり続くことが理想です。
こんなこと言われなくてもわかっているよ、とベテランの投資家の皆さんに言われそうですが、市場には株式投資のベテランだけではなく初心者の方、まだこれから株式投資しようと研究中の方など様々な方々がお見えになっています。
オクチカではこうした投資家の皆さんにも株式投資や経済動向、市場動向などをできるだけわかりやすく解説していきたいと考えています。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)