-
株式会社の話
2022-06-22 16:14
混沌としたウクライナ情勢で世界が揺れ動きエネルギー価格が高騰する中で経済の先行きはますます不透明な状況です。 ロシアにも言い分はある。ウクライナが先に手を出していた、などと聞くとあれほど一般市民に向け容赦のない攻撃を重ねているロシアの軍事進攻も仕方のないことなのか。 かつて日本が軍隊同士の戦い(本来の戦争)から逸脱したような米軍から一般市民への攻撃を受けたことを思い起すとメディアの報道が真実だとすれば現在のウクライナの一般市民が犠牲になっていることに目が向き日本がウクライナを支援する立ち位置に立つこともやむを得ないことになる。しかも第2次世界大戦終結後のロシアの北方領土への進攻など日本からしたらあいつらとんでもやつらだ、と言いたくもなる。 そうした国際情勢の中で今回は改めて株式会社について考えてみたい。 わが恩師でもう90歳にもなられる同志社大学名誉教授の杉江雅彦先生が書かれた証券に関 -
新しい資本主義へ!2
2022-06-21 15:37
先週のメルマガで少しだけ「原発ホワイトアウト」に触れましたが、追加で書きたくなりましたので<新しい資本主義へ!2>を書きます。 個人的には反原発とも容認派とも言えませんが、一つのアイデアとして「少しだけ原発維持」で良いのではないかと考えています。 日本はエネルギーのほぼ全量を輸入に頼っています。故に経済安全保障の観点からもエネルギー政策は出来るだけ幅広に維持しておきたいところです。 つまり、石炭も石油も原子力も自然エネルギーも全てです。 油断をすると、原発反対か容認かで国論を二分したまま話を進展させずに、今回のようにエネルギー価格が高騰した間隙(機会)を狙って既得権を維持しようと目論むシロアリが湧いてきます。 食糧安保に関しては農水省(やJA)の既得権が立ちはだかり、軍事についてはウクライナ危機を理由に世論誘導が行われています。本来なら中国を仮想敵国にしてもメリットは多くないし、中国だ -
"経済学者たちの日米開戦"の著者、牧野邦昭さんと考える。なぜ人は合理的な判断ができないのか? 後編
2022-06-17 19:16
小屋が様々な有識者の方々と対談を行うシリーズ。 今回は、牧野教授との対談、後編をお届けします。■経済思想史的に「日本人がお金を運用しない問題」はどう見える?小屋:僕はお客さんのパーソナルファイナンスの分析をしながら、アドバイスする仕事をしているわけですが、「日本人」という大きい主語で言うと、お金を運用してない人が多いんですね。 ですから、結果的に最初のアドバイスは、十中八九「運用しませんか?」となります。 ところが、十分に資産を持っている人でも、運用、投資と聞くと「怖い」と言う人が少なくないんですね。 日本人はどうしてこんなに運用を怖がるんだろう、と。 合理的に考えると、資産の一部を運用したほうが成長するわけで、経済思想史的に「日本人が運用しない問題」はどう見えていますか?牧野:きっと小屋さんとはそういう話をするんだろうなと思って、少し調べてみました。すると、日本人は元々、運用や投資に -
■有料メルマガ「炎の投資情報」配信400号記念プレゼントキャンペーン!
2022-06-16 23:49
おなじみ、月曜日億の近道執筆者炎のファンドマネージャーが毎週配信している有料メルマガ「炎の投資情報」が、6月13日配信分で400号を迎えました。 熱心なファンに支えられてここまで継続できましたことを深く感謝申し上げます。 そこで、感謝と皆さんへより知ってもらう意味を込めまして、記念プレゼントキャンペーンを行います。【キャンペーン要領】 抽選により以下のコンテンツをプレゼントいたします。1等(1名):有料メルマガ「炎の投資情報」1ヶ月無料購読2等(5名):有料メルマガ「炎の投資情報」2回無料購読3等(10名):有料メルマガ「炎の投資情報」第400号(最新号)無料購読 以下のフォームよりご応募下さい。 https://forms.gle/hcC7GMgmkV43FVG47 申込締切は6月19日23:59となります。 皆さんのご応募お待ちしております!!●有料メルマガ「炎の投資情報」 億の近 -
有料メルマガライブラリから(431)「米国市場から受ける影響の違いを利用して銘柄シフト作戦を実行中」
2022-06-16 23:41
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「米国市場から受ける影響の違いを利用して銘柄シフト作戦を実行中」 (有料メルマガ第478回・2018/4/17配信号)※2018年4月現在の内容です。留意してお読み下さい。 景気回復が実感できているかどうかは別問題として、景気回復が永遠に続くわけがないことも忘れてはいけないことだと考えています。 必ず景気が下降する場面はやってきます。そして米国の景気も必ずいつかは下降を始めます。 その時には米国株は上がりすぎているので、大きく下落して、日本株も米国株以上に大きく下落することを覚悟しながら、私は -
6月19日・日曜日開催!アイルさんの個人投資家勉強会[プレミアグループ(7199)&セルム(7367)]
2022-06-16 23:40
億の近道も応援する、個人投資家アイルさん主催の東京勉強会です。 今回はプレミアグループ(7199)とセルム(7367)の2社が登壇。 いずれの企業も私達の勉強会に2度めの登壇となります。 たっぷりの質疑応答時間は勉強会の特徴です。 上場企業トップが登壇して質疑応答できるのはなかなかレアなイベントです。 ご自身が質問しなくても参加者の質問を聞いているだけで参考になります。 ぜひご参加下さい。■日時:6月19日(日)12:00~16:45■場所:東京都千代田区+オンライン■内容 12時20分~12時30分 主催者挨拶 12時30分~14時30分 プレミアグループ会社説明会 14時45分~16時45分 セルム会社説明会※終了後、懇親会あり(希望者/実費)■詳細、お申込みはこちら ⇒ https://ws.formzu.net/fgen/S16555551/ 当イベントは、個人投資家アイル、株式 -
信頼関係を築く
2022-06-16 23:36
株式市場がまた低迷し始めた。 上がっては下げ、下がっては上げの株式相場に集う投資家の心は揺れ動く。 それと同様に上場企業の経営者は困難な経済情勢に立ち向かい、企業を成長に導く必要がある。その結果を決算という形で表すことになるのが企業運営の基本だ。 決算がうまく計画通り着地できれば良いが、経済状況の変化が著しい状況下でうまく計画通りにはいかないこともある。 そうした時に経営者にとって大事なのは投資家(既存株主)との信頼関係の再構築だ。決算説明会はもちろんのこと、中・長期計画ならその計画内容を説明するなどで信頼関係を構築する必要しファンになってもらう努力が必要となる。 その結果、株主から脱落する投資家もいれば新たに株主になる投資家も出てくる。絶えず株主が入れ替わり、一定期間のリスクテイクを行ってもらうのが経営者のミッションでもある。 このように経営者には計画した業績を上げるだけではなく、投 -
ひょっこりひょうたん島の日本
2022-06-16 23:34
四方を海に囲まれた和の国、日本には大陸国家とは異なる文化がある。 島国であるがゆえに逃げ場がない一方で外国からの侵略にも遭いにくい。 理不尽なことをやりそうな隣国に接しているが海に囲まれているため攻めるのはかなりの軍備が必要で、元寇の時に攻められたことが一度あるだけで、それも神風で難を逃れたという歴史がある。 そうした海洋国家である日本に攻め入る国は元寇以来なかったが、それから600年余りを経過して太平洋戦争が勃発。海洋国家、日本も米国からの東京大空襲や原爆の投下という悲惨な出来事を味わうことになった。 そしてまた、理不尽な隣国による軍事進攻の足音が近づいている。 日本がどこかに移動できれば良いのだが、残念ながらこの島国はかつて人気のあった人形ミュージカル劇「ひょっこりひょうたん島」のように大海原を漂うということはない。絶えず反社会的勢力とも言うべき理不尽な大陸国家の脅威に晒されている -
そのうちきっと良いことあるさ
2022-06-16 23:31
余剰資金で株を買っておられる投資家の皆さんは最近の株式相場をどのように御覧になっているでしょうか。 余剰資金なのでもちろん長期スタンスではありますが、安定した値動きの銘柄か派手な値動きを見せる銘柄かによってもマインドは異なりますが、多くの投資家の皆さんはいくつかの銘柄に分散投資されてお楽しみ頂いているものとは推察しています。 既に調整局面に入って久しいので高値で買って残してただ黙ってみておられる銘柄もあれば、比較的堅調な株価の推移に心うきうきという投資家の皆さんもお見えかと思います。 3800もの銘柄の中から縁あって選定されたいくつかの銘柄の株価を毎日眺めながら過ごしておられる投資家にとっては買った銘柄が低迷してはいるけど、いつになると動き出すのかなどと気楽な気持ちで保有されていれば、良いかと思います。「そう、そのうち動き出すさ。きっとそのうち良いこともあるさ。」と達観して釣り糸を垂れ -
日本株に目を向ける時
2022-06-16 23:29
米国の5月の消費者物価指数が40年5カ月ぶりの大幅な上昇となった。 ロシアのウクライナ侵攻やコロナ禍によるサプライチェーンの寸断などが背景。前年同月比8.6%も上がって、インフレが継続している状況なのでFRBもこの先、金利引き上げを継続することになるとの観測から米国株が急落。せっかく戻り歩調だった日本株にも影響が及んでしまった。 東京都のコロナ感染者数が5カ月ぶりに1000人を下回り外国人観光客の受け入れ開始となって日本の景気も良くなるとの淡い期待も吹き飛びそうな株価の下落だが、このところの為替の円安が賃金水準が米国に比べ上がらない日本の輸出企業にとっては収益の向上につながるでしょうから、悲観視ばかりする必要はない。 ここまでの物価上昇よりもこの先の物価上昇が気になる昨今。食糧価格の高騰が迫っているとの観測もあり、戻りかけた相場に冷や水をかけている。 来月の10日に迫った参院選挙を前に
2 / 4