-
話題のTimebank、運営会社株式会社メタップスとは?
2017-10-05 14:53
株式会社マネーライフプランニングの梶原です。 前回のコラムでは「個人の市場価値を測れる時代の到来」としてVALUやTimebankについて取り上げさせていただきました。 今回はこのような新しいサービスを提供する企業Timebankの運営会社である株式会社メタップスに焦点をあててみようと思います。■株式会社メタップス(6172)とは? 設立は2007年9月。佐藤航陽氏がSEO(検索エンジン最適化)を中心としたマーケティングコンサルティングサービスの会社としてメタップスの前身であるイーファクター株式会社を開業しました。 2011年4月、アプリ収益化プラットフォーム”metaps”のサービス提供を開始し、同年12月、社名も株式会社メタップスに変更しました。 米国、韓国、台湾、中国に支店・子会社を設立し、2015年8月にマザーズ上場となりました。■データノミクス構想を成長戦略に -
情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄 新報国製鉄(5542)
2017-10-03 23:47
先日の9月10日はまぐまぐセミナーに参加させて頂き、9月17日は山本潤氏のセミナーに参加と大変有意義な時間を過ごさせて頂きました! 投資家というのはある種孤独な戦いを強いられていると感じる時があります。 しかし、世界は広く自分の眼を外に向けることさえできれば様々な人や出来事、現象や発見が待ち受けています。 手前勝手な感覚ではありますが想うのです。 株式投資をするということは『視る』ということだと。 株価や指標、人の推奨で判断してただ買うのではなく、『視て』欲しい。 あなたが買う株は一つの会社であり、そこには多くの人が働き、考え、創造しています。 それらを知ろうとしたり考えることが結果として投資のスキルを磨くだけではなく、人としての深みももたらすと思います。 自分はまだ青臭い考えの若造です。 株式投資によって金持ちになるだけでは嫌なのです。 金が増えただけの人生なん -
情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄 LCホールディングス(8938)
2017-04-05 01:15
情熱投資家の相川伸夫です! 私事でありますが、先日第一子が無事産まれました! 炎のファンドマネージャー様を始めお祝いのコメントありがとうございます。 そして、2017年4月1日~一年間の育児休業を取得させて頂いています。 育休を取得させてくれる会社に尊敬を。 負担が増してしまうにも関わらず育休を支援してくれた職場の仲間には深い感謝を!! この場を借りて述べさせて頂きますm(_ _)m さて、本題に入ります。 今回取り上げさせていただくのは、不動産銘柄のLCホールディングス(8938)になります。 ・山王(3441)水素透過膜・導電性粒子 ・テノックス(1905)地盤改良フランチャイズ の二銘柄に続き、またその事業価値が大きく変わろうとしていることを皆様にお伝えしたいと思います。 LCホールディングスの本業はサブリース事業(オーナーから借り上げした土地・建物等-倉庫・ -
カルソニックカンセイ買収から東京ラヂエーター製造買収
2016-11-02 15:23=カルソニックカンセイをファンドが買収したら、東京ラヂエーター製造を買収しないわけがないと考える理由= カルソニックカンセイは東京ラヂエーター製造の株を5,770,000株(40.06%)持っている筆頭株主です。 東京ラヂエーター製造の発行済み株式総数は6月末で14,400,000株ですが、自己株式として11,940株所有しています。 カルソニックカンセイを買収したファンドは、 14,400,000株―自己株式11,940株―カルソニックカンセイ所有分5,770,000株=8,618,060株 を買うと、東京ラヂエーター製造の100%の株を手に入れることができます。 カルソニックカンセイを買収したファンドが、東京ラヂエーター製造の持つ余裕資金である6月末の現・預金41.8億円+日産グループファイナンスに対する預け金57.7億円=99.5億円の金額内で、東京ラヂエーター製造の株を買え -
ファンドマネージャ、株を語る(2)
2016-10-01 01:40■「ファンドマネージャ、株を語る」執筆のきっかけ 現役ファンドマネージャが株式投資について語る日々雑感です。 個別株の売り買いの推奨はありません。 それどころか、個別株についての言及はしません。 それでも、わたしは、株式投資が持つ本来の社会的意義については、 十分に伝えることができると思っています。 そして、投資のプロセスそのものが、投資家自身を幸福へ導く道標になると考えています。 わたし自身がそうでした。 投資を通して、世の中の仕組みがわかるようになりました。 投資により、経済的に恵まれるだけではなく、 投資というプロセスを通して、人としても成長できたように思うのです。 つまり、投資家とは、お金だけを企業に預けているのではありません。 投資とは、投資家自身の膨大な時間も高度な専門性も貴重な経験も 失敗から学んだ知恵もすべてを投資分析に費やすことです。 そして、その投資行為は、人を成長させ -
投資クラブで検討した銘柄~アイスタイル(3660)
2016-09-29 17:36今回取り上げるのは、株式会社アイスタイルです 最初はアイスタイルって言われても、全然ぴんと来なかったのですが、@cosmeを運営している会社だと言われて、わかりました。 @cosmeとは、男性にはなじみが薄いかもしれませんが、化粧品の口コミ比較サイトで、食べログの化粧品版だという認識で、それほど遠くはないと思います。 私は、過去に@cosmeについて調べたことがありましたが、ずいぶん昔で、今回の調査では、ビジネスモデルも当時とはずいぶん変化をしていて、驚きました。 それでは、ここでいつもの通りこれまで投資クラブで重視している企業選択の4つのポイントを確認してみましょう。 ・売上に対する粗利益率、当期利益率が高い会社 ・財務的に安定している会社 ・ROEが高い会社 ・多額の設備投資が必要でない会社 の4点を投資クラブでは重視しています。 1.売上に対する粗利益率、当期利益率が高い -
三菱商事(8058)
2016-09-07 14:03【ポイント】 1.垣内威彦新社長のもと、新たな中計を推進。業界トップ級の経営資源の活性化により、強固な収益基盤の再構築が期待できる。 2.16/3期に大口の減損損失を計上したことで、中期的な償却負担の減少が見込まれる。 3.17/3期第1四半期(1Q)の連結業績は順調な滑り出し。会社側通期純利益見通し(2500億円)に対する進捗率は40%。 4.配当には下限(1株当たり60円)を設定し、持続的な利益成長に合わせて増配していく方針。 5.グローバルな人口増に伴う将来的な資源・エネルギー、食糧などの需給逼迫、市況上昇を視野に入れ、中長期的な投資対象となる。【特徴・概要】 三菱グループの中核企業。戦前から総合商社として活躍。 現在は、新産業金融事業、エネルギー事業、金属、機械、化学品、生活産業、地球環境・インフラ事業の7事業部門を擁し、資源分野、非資源分野双方に強みを持つ、最も「総合商社らし -
特別掲載 バランス・シートを読むための簡単な知識(2)
2015-12-09 18:55有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリのうち、最近掲載した期間限定コラムシリーズから第2回目を今回特別に掲載いたします。 期間限定コラムでは、石川臨太郎が銘柄選定や分析のときに利用している指標や方法、コツやポイントなどを発表してきました。 この2回目コラムは、バランスシート(貸借対照表)を投資に役立てるための考え方と方法が書かれています。ぜひ参考にして、株式投資の王道である財務分析の一部を身につけてください。 それでは、自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 ==「期間限定コラム バランス・シートを読むための簡単な知識(2)」== (有料メルマガ第346回・2015/9/8配信号) 私は同年代の定年退職した知人と株式投資の話をすることが多いですが、 『バランス・シートも損益計算書を読むための知識が無いし、有価証券報告書も詳し -
最近投資クラブで検討した株式 レオン自動機(6272)
2015-08-17 22:10約1年3か月ぶりのこのテーマ、 小屋が主宰している投資クラブで検討した銘柄紹介です。 日本株をやっている読者の方々には楽しみにしていただいているコーナーです。 ちなみに1年3か月前は第一実業株式会社(8059)をご紹介しましたがこの会社は投資クラブでも購入し、50%以上株価は上昇しています。 今回ご紹介する銘柄も果たして上手く行くのでしょうか? それでは、いつもの通りこれまで投資クラブで重視している企業選択の4つのポイントを確認してみましょう。 ・売上に対する粗利益率、当期利益率が高い会社 ・財務的に安定している会社 ・ROEが高い会社 ・多額の設備投資が必要でない会社 の4点を投資クラブでは重視しています。 レオン自動機は、マイナーな会社ですが、創業当初は包みあん製造機からスタートして、食品加工やパン製造機器メーカーとして世界中で販売を行っている、小型の優良企業です。 1.売上 -
決算説明会ラッシュの中で
2015-05-26 18:332015年3月期決算説明会がラッシュとなっています。 多くのアナリストが企業にアプローチする際に決算説明会への出席は欠かせない年中行事です。そこでの企業側の説明と専門的な知識を備えたアナリストが質 問を浴びせ、その回答を聞きながら株価の方向性を読み取り、投資判断を下す材料を投資家に伝えながら評価が決まって参ります。 上場企業にはさまざまなタイプがあり、それぞれにユニークな事業活動を続けていますので、業績の見通しを聞き出すプロの技も多種多様で実に面白いものがあります。 株価は業績の成長性を織り込みながら形成されますし、リスク要因を見逃すとあとで業績の下方修正に見舞われ、アナリストとしての責任が果たせないので、質問する立場のアナリストも真剣です。 私はすこし手抜きをして発行済み株式数×株価=時価総額が経常利益の何倍かを算定して評価しながら買いか売りかを判断するように心がけています。
2 / 3