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マッキンゼー流"資産運用"術
2015-05-21 17:33最近、本屋ではコンサルティング会社のマッキンゼーに関する本を良く見かけるようになりました。 そんな中最近、米国マッキンゼー勤務の友人と会いまして、彼の資産運用について話を聞いていました。 米国で最新かつオーソドックスな資産運用の方法を取り入れているという話で、内容を聞いてみましたが そのポイントは 「アセットアロケーションをしっかりと考えて組んで、後はシンプルに低コストのETFでポートフォリオを組成する」 ということでした。 これは、昨年クレディ・スイス証券で債券運用を担当し、副会長をされていた、田口美一さんと食事をしていた時にも 「アセットアロケーションをしっかり考えて、低コストなインデックスファンドで運用している」 という話と全く同じ話でした。 私のところに相談に来られるお客様の中には 「低コストのインデックスで運用をする以上に、何か変わったことをしたい」 (もっと効率よく儲け -
有料メルマガライブラリから(147)投資環境が良いときほど気を引き締めることが大事
2015-05-20 14:07有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 ==「投資環境が良いときほど気を引き締めることが大事」== (有料メルマガ第227回・2013/5/14配信号) 【前略】 本当に株価というのは一筋縄では動かずに、投資している投資家の欲と恐怖に駆られた投資行動によって、不可解な上昇や下落を起こすものだと痛感せざるを得ないです。 だから、長く株式投資を行なっている経験豊かな投資家でも、常に利益を上げられるとは限りません。ついつい欲望に引きずられて、まずい投資行動をとってしまうことも多いです。 しかし長く株式投資を実践してきたことで -
第1回晴海優駿・株式ダービー開催中
2015-05-19 17:28億の近道「月曜版」では私が執筆中の有料メルマガとタイアップし、競馬の日本ダービー開催時期に合わせて株式ダービーを開催することと致しました。 本日も5月7日より出走開始した人気の出走株8銘柄の走りを実況中継させて頂きます。いよいよ最後の週となり、ゴール(22日)目指した熱き戦いが繰り広げられます。【出走株8銘柄】 東証1部で活躍中の銘柄から選ばれた人気銘柄 1)みずほFG(8411) 本日高値245.7円は久々の水準!! ここから一気に先行している双日を抜きにいくか? 2014年末202.5円→5月1日226.3円 +11.8% 4月高値 236.6円 2月安値 191.0円 5月7日始値224.7→8日終値234.1円(+4.18%) →11日高値241円(+7.25%)、終値233.5円(+3.92%) →18日高値終値245.7円(+9.35%) 2)双日(2768) -
二極化相場を乗り切る
2015-05-19 17:23株式相場を象徴する指数が順調に上昇しつつある中で、相場が二極化して下 落トレンドの銘柄も引き続き見い出せる状況となっています。 値上がり余地のある銘柄を保有し続ける一方で損失を重ねてきた下降トレンド銘柄をどう処理するかが重要な局面です。二極化相場を乗り切り資産増強を果たすことができれば皆様も満足されると思いますが、このあたりが結構難しい。 株式には時流に乗りそうな銘柄とまったく市場に集う投資家の関心を集めない銘柄とが混在しています。億の近道の読者の皆様もそうした相場潮流を横目にこれまでの経験を踏まえて日々、対応されているものと拝察致しております。 ようやく決算発表が一巡し残っているのは東芝のような特殊な銘柄のみ。既に決算発表後の説明会が活発に開催されており、多くの好決算銘柄には市場関係者の関心が高まります。 かくいう私も本日も午後から2社の決算説明会に出向きました。株価が下落トレン -
市場潮流
2015-05-18 22:49今週(5月11~15日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で353円、率にして1.8%上昇しました。 8日に発表された米国の4月の雇用統計が市場予想通り堅調であったことで米国の景気の先行きに安堵感が広がったことや、中国の中央銀行である中国人民銀行が14年11月以来3度目の利下げに踏み切ったことなどが好感され、買いが優勢となりました。 大幅な減資を公表したシャープ(6753)、インフラ工事を巡る不適切会計問題が発生した東芝(6502)など伝統的なハイテク企業が大きく売られましたが、好業績見通しや株主還元の強化を公表した銘柄がすかさず買われるなど、市場の物色意欲は旺盛です。 期初特有の保守的な業績見通しを公表する企業も多く見られますが、年度が深まるにつれ、増額修正が視野に入ると予想します。 米国の景気が個人消費を中心に堅調に推移していることに加え、欧州の景気が回復してきました。中国の -
為替市場動向~欧州QEバブルはいったん終了?~
2015-05-15 16:42毎年、5月相場は荒れることが多いとされますが、今年きっかけを作ったのは、ドイツの長期金利急反発でした。先進国の債券市場の利回り急騰がリスク要因になりました。 欧州中銀による量的緩和が3月に実施されて以来、ドイツ国債10年物利回りは一本調子で低下。4月20日には史上最低水準の0.073%をつけ、マイナ ス金利までつけるか?と思わせました。その後、底ばいが続いてから、利回り急反発。日本がGW連休に入った28日から始まり、5月に入ると更に利回りは上 げ足を速め、12日には一時0.7%台をつけました。 ドイツ債券市場の急落(利回り上昇)は、米国債市場にも及び、米国債10年物も1.9%台から12日には2.3%台まで上昇。その猛スピードぶりに、量的緩和によって生じた債券バブルの破裂の序章か?と懸念しました。 ドイツ金利急騰(国債売り)、ユーロ買い戻し、と相関して原油価格も反発は、ファンド筋の一連 -
有料メルマガライブラリから(146)ホールドし続ける力をどうやって強化するか
2015-05-14 15:10有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 ==「ホールドし続ける力をどうやって強化するか」== (有料メルマガ第147回・2011/10/18配信号) 「株式投資は人間の欲望を変数として機能している制度であり、わずかな入 力(投資家の欲と恐怖に駆られた投資行動)の変化が劇的な出力(投資の損益) の変化に帰結するものである」ということ、いつも忘れないように気をつけて います。 【中略】 多くの投資家が欲望の大きさと、恐怖の大きさとの綱引きで、短期売買を繰 り返してくれるので、日本の内需関連企業で、間違いなく業績を着実に上げて -
大型株何するものぞ!!株式相場の底流で活躍期待高めつつある中小型材料株
2015-05-13 17:21大型株も良いが東芝やシャープのような急落銘柄も出てきますので迂闊には手が出ません。 一筋縄にはいかない相場ですが、当面の投資妙味は中小型株にあるというのが私の持論です。本日はこれから活躍しそうな中小型材料株を独自の目線で選定し、その状況を簡単にコメントしてみました。 最後にこれらの中小型銘柄で構築しましたポートフォリオをご提示しましたのでご高覧賜りましたら幸いです。 1)DDS(3782) 5月14日に第1四半期の業績発表!!今期の黒字転換見通しが裏付けられるか要注目。 株価は650円前後まで調整。再度の出直りに期待を寄せる向きもあり。 時価665円 2)ハウスドゥ(3457) 第3四半期で通期計画水準の経常利益を達成。上場初値水準に株価は戻るが、 通期業績の上方修正期待と来期以降の業績拡大期待で人気継続を期待。 時価4900円で直近高値。 5240円挑戦に期待。 リース -
第1回晴海優駿・株式ダービー開催中
2015-05-13 17:19億の近道「月曜版」では私が執筆中の有料メルマガとタイアップし、競馬の日本ダービー開催時期に合わせて株式ダービーを開催することと致しました。 本日は既に選定され5月7日より出走開始した人気の出走株8銘柄の走りを東京・晴海のプライムコミュニケーションズサテライトオフィスより実況中継させて頂きます。 株式ダービーの期間は5月7日始値から5月22日の終値までとします。 この間の各銘柄のパフォーマンスを競うことになります。既に激烈な株価の変動が続いています。12日間の夢の競演となりますが、お楽しみ頂ければ幸いです。 【出走株8銘柄】 東証1部で活躍中の銘柄から選ばれた人気銘柄 1)みずほFG(8411) 本命株? 本日高値241円は久々の水準!! ここから一気に先行している双日を追うか? 2014年末202.5円→5月1日226.3円 +11.8% 4月高値 236.6円 2月安値 -
決算発表シーズンが到来する中での留意点
2015-05-13 17:17本日をもって実質的なゴールデンウィーク明けとなり、皆様の日常活動が再開したものと思います。連休前にはリスク回避の売りが見られ、調整含みの展開が見られましたが、今週からは新たな決算内容を踏まえた相場展開が想定されます。 為替が1ドル=120円という円安水準で前期末を迎えた企業にとっては為替面でのハードルが高まっての新たな決算期入りとなる中で、期初慎重な見通しを 出してくることが当然のごとく予想されますので、投資家は期初においてはこうした企業を避けようとする動きになると考えられます。 ところが、大半の企業が期初慎重なために相場が調整ムードにならざるを得ないことになります。 ここで大事なことは期初計画に対する信憑性です。前提があっての見通しですが、前期良すぎた反動が期初計画の慎重さに反映されていたり、とってつけたような最悪の前提条件をベースに計画されていたりと一筋縄にはいかない投資環境が足
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