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記事 47件
  • 公開価格や初値割れした銘柄の投資は有効か

    2016-11-23 01:27  
     IPO銘柄投資の3パターン。公募価格でIPO銘柄に投資する。(良いと思われる銘柄はなかなか回ってこないので絵に描いた餅の世界。)
    公開初値で投資する。(初値は有望銘柄ほど高くて通常は手が出せない。その後に値下がりがきつくなることもあるが、銘柄によってはその後に急騰することもある。)
    初値後の一定期間後の安値での投資。(安値をつけるタイミングを見出す困難さがある。)
     結局、主たる投資チャンスは2と3になります。  今年もこうした3パターンのどれかで投資された読者投資家の皆さんが大勢お見えかと思います。  運よく有望株の公募を得た場合はハッピーです。その多くはマザーズ銘柄かJASDAQ銘柄だったかと思います。  はてな(3930・3.8倍)  バリューゴルフ(3931・2.5倍)  チエル(3933・2.7倍)  ハイアス&カンパニー(6192・2.9倍)  グローバルウェイ(3936
  • トランプ相場

    2016-11-23 01:21  

     このところ耳に入ってくる言葉は「トランプ」一色。株式相場もトランプ大統領の政策期待で盛り上がっています。  日本人からしてみたら予想外の出来事で一旦はショック安があっての日経平均18000円台までの急騰相場。様々な相場商品がサプライズの下で変化を見せてきた米大統領選後の相場展開です。  この相場で日本で最も活躍したのは金融株。米国では財政政策、防衛政策の活発化を睨んでの関連銘柄。為替はよもやの1ドル=111円台の円安に振れ、前提レートを105円前後とした輸出関連銘柄が大きなメリットを受けそうな円安。12月の金利上げを読んでの展開です。  トランプ政権を取り巻く首脳が結成途上で今後の政策は未知数ながら安倍首相は世界に先駆けてトランプ氏と面談し日米関係の緊密化を強調。その際に一緒に会ったフリン氏は既に安全保障政策担当の大統領補佐官に就任すると言われますが、彼は既にサイバー戦争の脅威を指摘
  • 為替コメント:リバース・ノック・アウト

    2016-11-21 16:46  

     ドル円110.50にRKO(リバース・ノック・アウト)というのがあって、KOされてしまって下で買っていたドルコール(ドルを買う権利)の、オプションが消滅してしまった輸入勢のドル買いなんていうのもこの相場では出ているようだ。  例えば、102円のときに105円でドルコール(ドルを買う権利買っていた)、そこでヘッジしているつもりが、110.50でその権利が消滅してしまう。しょうがなく、泣く泣く、このレベルを買っているという構図。  買いの主力は海外勢だが、このような実需のドル買いもドル円相場を支えている。 (Bコミ) (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
  • 市場潮流

    2016-11-21 16:43  

     今週(11月14~18日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で592円62銭上昇し(率にして3.4%の上昇)、1万7967円41銭で取引を終えました。2週連続の大幅上昇です。  米国の長期金利の上昇→日米金利差の拡大→外為市場で円安が進行→金融株、輸出関連株の上昇といったパターンでの株高が続きました。  週初の14日は円安に加えて、内閣府が発表した16年7~9月期のGDP(速報値)が年率換算で前期比2.2%増と市場予想(同0.8%増)を上回ったことも支援材料となり、3日続伸。15日は4日ぶりに反落しましたが、16日は円相場が1ドル=109円台に下落(5カ月半ぶりの円安水準)したことなどを受けて反発。18日は円が110円台に下落したことなどを受けて日経平均株価は一時1万8000円をクリアしました。  米連邦準備理事会(FRB)は、12月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げスタン
  • セイフティーネット

    2016-11-19 13:22  

     今月で億近発行が満17年を迎えたとお聞きしました。これだけ長く書かれている昔からの執筆陣や編集部の皆さんも大変なご苦労だったろうと想像されますし、自分も参加できたことを嬉しく思います(^^)。  これからも宜しくお願い申し上げます。  それにしても米大統領選後のマーケットが凄いです。大方のエコノミストによる「円高になる」「15,000円を割るかも」と言った予想を覆してドル高が進み株価も上がっています。  選挙戦術や民意の取り込み方、そして当選後の様々な発言などなど、トランプ氏の賢さ(狡賢さ?)を感じています。誰もが根拠希薄な暴言や無茶な発言を懸念していた訳ですが、当選後は一転して無難な発言(安全運転)に終始し、且つ今後の前向きな経済対策辺りを捉えてマーケットがリスクオンへと変化したとのことです。  とは言え、選挙に勝ったのですから今更大衆を扇動する必要も無い訳で、大統領就任までは今ま
  • 為替市場動向~11.9後のこれから~

    2016-11-19 13:18  

     祝*『億の近道』創刊満17年*  愛読者の皆さまへの感謝と発行関係者の皆さまの熱意と努力に敬意を表し、今後の更なる進化と発展を祈念申し上げます。  大半の事前予想に反して、トランプ大統領が誕生しました。結果にいち早く接するアジア、東京市場の最初の反応は所謂『トランプ・ショック』。  一週間前の今日、日経平均株価は一時1,000円程下落、ドル円相場も4円程度円高方向へと動きました。  しかし、欧州から米国時間に移るにつれ、一変。所謂『トランプ・ラリー』へ。  世界の株式市場、ドル相場は上昇した一方で、債券価格は下落、米国の長期金利上昇は主要国の長期金利を軒並み上昇させました。  6月のBREXITの日には見られなかった相場の乱高下。  確かに、今年は何が起こるか分からない年回りです。  『トランプ・ラリー』のきっかけは、勝利宣言での豹変ぶりから始まったとも言われます。これまでのワイルド
  • 証券業界の変化に学ぶ、日本のリテール金融業界の未来その1

    2016-11-19 13:14  

     メルマガ「億の近道」が17周年を迎えました!  これも長年ご愛読いただいている読者の皆様のお陰です、ありがとうございます。  また、運営管理者や初回から執筆されている方々には頭が下がる思いです。  何事も継続するということは本当に大変なことだと思うからです。  私はまだまだ執筆に参画してから日が浅い新参者ではありますが、 今後も皆様に少しでも有益な情報をお届けするべく努力したいと存じます。  さて、今回から複数回に分けて米国金融リテール証券業界の近年の変化についてお届けしたいと思います。  私の所属する株式会社マネーライフプランニングは金融先進国である米国型のファイナンシャル・プランニングを日本でも提供したいと考えており、その為、米国金融業界の辿ってきた歴史を学び、そこから学ぶことが多いです。  日本の金融業界は米国から20年~30年遅れていると言われており、その為、米国の歴史を見て
  • 有料メルマガライブラリから(206)機関投資家と違い1年毎の運用成績で縛られない事を活かす

    2016-11-18 03:02  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=機関投資家と違い1年毎の運用成績で縛られない事を活かす=  (有料メルマガ第350回・2015/10/6配信号) ※注 2015年10月現在の内容ですので留意下さい。 【前略】  私は過去に、年間経常利益が20億程度の企業のIRをみて、のけぞってしまった事がありました。11億円もの手形不渡りをくらい、手形を発行した企業は破産したという情報が開示されていました。  この発表は決算短信の発表の翌日のIRに出たのですが、無念ながら私はそのIRを見逃していたのです。気がついた途端に、即売って
  • クイズ億の近道(解答編)

    2016-11-16 20:37  
     秋はクリスマスシーズンに向けたファッションシーズン。  ハロウィーンで奇抜に着飾った人たちも今度は本格的なおしゃれを楽しむ番です。  そこで本日は有名ファッションブランドとそれを展開する企業名を当てて頂き、正解者の中から抽選で10名の皆さんに月額1万5000円相当の有料メルマガ「炎の投資情報」(1か月分)をプレゼントします。 (ご応募は締め切っております)  炎の投資情報について:http://www.honohfm.com/  ユニクロやGUと言えばファーストリテイリングのブランドですが、以下のブランドを展開する上場企業をすべて回答して下さい。Q1:渋谷発ファッションブランド「マウジー」を展開する企業。【ヒント】 11月1日に東証1部に上場したグローバル指向の有力企業。 残念ながら初値は公開価格を割れてその後の株価もやや冴えない展開です。財務内容の改善を図り、今後の飛躍を目指していま
  • 株式連載小説「億の近道」第1話

    2016-11-16 20:34  

     今号よりスタートします株式連載小説。その名もズバリ!!「億の近道」。  トランプだろうと誰だろうと生まれた時は裸一貫。最初は無一文で親の庇護の下、人生をスタートさせます。  トランプ大統領も親の仕事を引き継ぎ大きな資産を形成したのかと思いますが、気が付いたら大金持ちなどという人は少なく、途中では紆余曲折。とかくこの世はままならず、すったもんだの挙句に苦労に苦労を重ねてそれなりのお金をつかむ。  めぐり来るお金の多寡は千差万別。  小さなお金を早く億にしようともがむ人生模様を株式投資の世界で描く読者待望の株式小説。  山あり谷ありの株式相場を相手に戦う人々の葛藤や悩みを主人公である松永は優しく包んでくれる。  さあ、こんな時代だからこそ、億を目指そう!!この小説を読みながら…。第1話:出会い  外資系投資顧問会社で、アナリスト兼ファンドマネジャーを務めていた松永芭蕉は、あまりに生き馬の