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記事 54件
  • 掉尾の一振

    2019-12-27 02:18  
     いよいよ今年も残すところ1週間余りとなって参りました。 今年創刊20周年を迎えた「億の近道」も読者の皆様とともに21年目の新年を迎えようとしています。 株式市場は昨年とは打って変わり、慌ただしい師走の中で比較的堅調な推移を辿って参りましたが、このまま30日の大納会を波乱なく迎えられるかを見守り、新春相場に思いを馳せることにしたいと思います。 ものごとの最後を立派にしめくくることを掉尾(ちょうび)を飾ると言いますが、捕まえられた魚が死ぬ直前に尾をふることから来たことわざですが、慣用読みではとうびと言うそうなので、証券市場でも掉尾(とうび)の一振として年末の締めくくりに相場が上昇して終えることを期待を込めて言うのです。 そんな掉尾の一振への期待を胸に来るべき新春相場を迎えられようとされている皆様にとって2019年の株式相場はいかがだったでしょうか。また、2020年の展望はいかがでしょうか。 
  • ぬくぬくホッコリ株日記 定年後は株で楽しく暮らしたい 第13回

    2019-12-27 02:16  
    ■第13回■ 毎月ブログに株式投資による運用成績を書いたりしています。あまり意味のあることではなく、成績を気にしすぎるとマイナス面が強いとは思いつつ、書いてます(苦笑) 先週、個人投資家の場合で中長期の期間で(ほとんどの期間は低パフォーマンスでもいいから、最終的に)10年後に1000万円が3倍になっていれば良い、というようなスタンスなら充分達成は可能だと思う、というようなことを述べました。 毎日、昨日より資産を増やしたい。毎月、高パフォーマンスを出したい。こんなことを考えていると、個人投資家としての10年で3倍で良い、というスタンスを忘れてしまうことになりかねません。どうしてもカッコつけたくなる人は、ついついパフォーマンスをよくしたいと、無理なことをしかねません。私はありのままでいいやと思っているので成績を公表することで、無理な成績を出そうとすることはありません。 ただ私の場合は仕事として
  • 山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」【12/24第40号レポート配信! 年末合併号2銘柄を分析!】

    2019-12-24 22:38  
     個人投資家向け高品質企業レポートを好評配信中! 題して山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」。【12/24第40号レポート配信! 年末合併号2銘柄を分析!】  今週は年末合併号と言うことで、2銘柄のレポート掲載。 1社は情報流通を主とする社会の縁の下の力持ちを分析。 2社目は本業に加えて中計でM&Aを基本戦略に据え成長を狙う企業。 年末の企業研究にぜひご購読を。
     グロースとは成長株のこと。 山本潤氏率いる「株の学校」で、山本氏をはじめとする講師陣の薫陶を受けた精鋭アナリスト達が、成長株にフォーカス。銘柄を発掘し、その内容を詳細にレポートします。 毎週火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。 毎回山本潤氏の監修コメントも入り、中長期のファンダメンタルズ投資家には最適な内容です。1)仕事が忙しいので投資したら放っておける銘柄を知りたい2)投資銘柄を調べたいが方法が分からない3)どこにもない
  • ファンダメンタルズ分析入門(4)

    2019-12-24 22:37  
    JUGEMテーマ:株・投資
    ■モメンタム 増益率の変化をモメンタムといいます。企業の「収益モメンタムが強い」という表現を使います。投資家が好感するのはモメンタムの強い企業です。なかなか日本語になりにくい言葉ですが、言い換えるなら、「増益率の高さ」でしょうか。逆に、「収益モメンタムが低下している、悪化している」ときは、株価は冴えない展開となります。 非常に重要なポイントなので、覚えておいてほしいのですが、かなり高い増益率を達成したとしてもモメンタムが低下する場合があるのです。いくら増益を続けても収益モメンタムが低下して、株価は下がってしまうことがあるのです。たとえば、こんな場合です。前期に100%の増益率を達成した企業があるとしましょう。増益率100%といえば、収益が1年で2倍になったということです。その企業が本決算の発表で、今期の増益率を30%で発表したとしましょう。30%の増益率といえば
  • 市場潮流

    2019-12-24 22:35  
     今週(12月16~20日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で206円47銭下落し(率にして0.9%の下落)、2万3816円63銭で取引を終えました。4週ぶりの下落です。 日経平均株価が前週末に急伸したことで、週初の16日(月)は利益確定売りに押され、3営業日ぶりに反落。しかし、翌17日(火)は前日の米国株式市場で主要3指数が最高値を更新したことを好感し、日経平均株価は年初来高値を更新。2018年10月以来の高値をつけました。ただ、18日(水)以降は、さすがに高値警戒感が浮上。利益確定売りが優勢となり、20日(金)まで3日続落して終わりました。 今週の日経500種平均株価の採用銘柄の値上がり率首位は日立化成(4217)でした。昭和電工(4004)が12月18日(水)、日立(6501)の子会社である日立化成をTOB(株式公開買い付け)により買収すると発表。買い付け価格が直近の株価水準を上
  • 【お知らせ】炎のファンドマネージャー有料メルマガ第272号配信中!!

    2019-12-23 23:50  
    月曜日の億の近道で、20年にわたり執筆を続けてきました、おなじみ「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」通算272号が12月23日に配信されました。 企業プレゼン出席や企業個別面談などのアナリスト活動を基本にした、独自の目線の投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。【上昇・下落5銘柄情報とIPO銘柄チェックを掲載!】【12/23 第272号では】■今日の相場の格言 ~掉尾の一振~■資産運用IRフェア報告■炎が読み解く相場の視点■上昇トレンド5銘柄VS調整局面5銘柄■IPO銘柄チェック → ご案内ページ http://www.honohfm.com/
  • 株の玉手箱 老後資産1億円達成への相場道#4~株式投資において欠かせない基礎知識~

    2019-12-23 23:47  
     皆さん、こんばんは。 あすなろ投資顧問の加藤です。 前回は銘柄選定する上での「企業の分析」や「相場の需給分析」などを中心にお話しました。 今回は実戦の取引で買い/売りのタイミングを計ったり、株式投資において最重要なポジション管理に欠かすことの出来ない「リスク指標」について書いていきたいと思います。 株式投資で儲けることばかりに集中して前のめりで投資することは、即ちノーガードで戦場に仁王立ちしているようなもので、運が悪ければ即死(退場)となります。 よく「資産運用は敗者のゲーム」と揶揄されますが、敗者のゲームとは【ミスによって勝負が決まる】ことを言います。値上がりする銘柄を見つけることや実際に儲けること自体が難しいわけではありません。ただ、それを継続することや逆にミスして含み損を抱えた時に致命傷を負わないことが重要であることを言い表しています。 要するに敗け方の論理で、全勝するのは土台ムリ
  • 年末のお客様との会話で感じたところ

    2019-12-23 23:44  
     2019年もあと2週間ほどで終わります。 個人投資家の方々は、今年1年間は良い成績を収められたのではないでしょうか? 私の方も、この12月には顧客と面談をして1年間の運用について一緒に振り返る機会が多くあります。 その中で、まだまだ一般の個人の方々に理解されていないなと思う事柄がいくつかありましたので、メルマガ読者の皆さんにもご紹介したいと思います。1.株価が上がると売ってしまいたくなる 今年の株式市場は、なかなか堅調で年初から比較すると20%~30%近く上昇した方も多いのではないでしょうか? そうすると、今度は全部を売って利益確定をしないといけないのだと思っている方も結構いらっしゃいます。 基本的には、株式は長期で買い持つことでそのリターンが得られるものだと思っているのですがポジションを外したがるお客様も結構います。 この場合、来年以降また下がればポジションも取りやすいのですが、マーケ
  • 有料メルマガライブラリから(319)「再現性のある銘柄選択を実行して、着実に利益を確保」

    2019-12-20 02:51  
     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「再現性のある銘柄選択を実行して、着実に利益を確保」= (有料メルマガ第462回・2017/12/12配信号)※注 2017年12月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 私が株式投資をスタートした時代より、圧倒的に株式投資を行う人が行う人が多くなってきました。 インターネットの発達やネット証券の台頭で個人投資家にとって株式投資のコストが大幅に低減され、株式投資を利用した資産形成がますます身近になっています。 私がサラリーマンとなった1978年当時には、自分の資産を運用するだけで生活している個人
  • ぬくぬくホッコリ株日記 定年後は株で楽しく暮らしたい 第12回

    2019-12-20 02:47  
     株式投資がやさしいのか、難しいのかは、株式投資でどのくらいの期間にどのくらい稼ぎたいかの目標によって答えが違うと考えています。 例えば1000万円を10年で3倍の3000万円にしよう。これくらいの期間をかけて資金を3倍にしようとするなら、株式投資で充分達成可能なレベルだと思います。このレベルで満足する人には「株式投資はやさしいです」と答えたいと思います。実際に自分でもこれくらいの運用益は達成してきたし、多くの普通のサラリーマンで、これくらいの運用利回りを達成した人は沢山いると思います。これくらいの欲望は健全な欲だと思います。 しかし1000万円を1年から2年くらいで1億いえいえもっともっと10億にしよう。このレベルの目標を立て、達成した人を何人か知っていますから、けして不可能ではないと思います。でも私には無理^^;。このパフォーマンスを10年連続で達成しようともくろむなら「株式投資は難し