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72歳の憂鬱
2021-02-18 14:43コロナ禍での社会現象。 つい先日は若手の上場企業の代表取締役の不倫問題が持ち上がり当人が辞職に追い込まれたばかりだが、このところ有能とされる経営者に起きた事件でメディアは盛り上がっている。 元日本マクドナルド社長に起きた事件に続いて、今度は現役上場企業、アルペンの会長に起きた事件。ご本人が否定されている中なので事の真相はまた改めてにしたいが、株式市場にも多少の影響をもたらしそうな事件に対して一言コメントしておきたい。 まだ36歳の若手経営者に起きた不倫は結婚したばかりのタイミングで持ち上がった話。現役有名アナのリッチマン亭主に降りかかった気の緩みなのかどうかはともかく、まだまだ若気の至りとも言うべき出来事なのかも知れません。 それにしても政府首脳も一目置く遠隔診療に関わる筈のメドレー(4480・マザーズ・2019年12月IPO)の代表取締役に起きた出来事には驚かされた。メディアでは180 -
ALE ALE ALE
2021-02-18 14:42年齢を経てくると痴呆症の前触れか物忘れがひどくなってきます。 笑って済まされるレベルであれば良いけど、元気に年を重ねるには多少でも物忘れに事態を少なくしないとなりません。 先日の炎チャンネルスペシャル版の第2回目をご覧になった方は株の魅力について儲けということだけでなく10ほどの要素を掲げさせて頂いた。 アーカイブ ⇒ https://twitcasting.tv/c:okuchika/shopcart/51748 (2/17まで視聴可能) そこで物忘れを防ぐこと、ボケ防止になるという話にも触れたが、株式投資には様々に覚えないとならないことが多いのは事実だ。 企業名にコード番号、事業内容、決算期に決算発表予定、今期の業績見通し、株価に買値、売値、益金に損金、売り目標に買い目標などなど数え上げればきりがありません。 お金は黙っていればそのまま増えも減りもしませんが、増やそうと努力すること自 -
社外取締役制度を有効活用する企業
2021-02-18 14:35企業の組織では社長を頂点にした組織が当たり前だった時代が終わり、社外の有識者等に経営参画してもらう社外取締役制度の導入が進み出している。 コーポレートガバナンスにおいても重要な役割を担うと見られる社外取締役制度を導入した企業の話が先週は話題となった。 まず、ECプラットフォーム「BASE」を運営するBASE(4477)の話題から。 同社は2019年10月にIPOした個人や中小企業向けのEコマースプラットフォームサービスで急成長中。ミニ楽天的な存在でコロナ禍で拡大する巣ごもり需要を背景に利用をEC化の波が押し寄せており、前12月期の業績は売上高83億円(+115%)、営業利益8億円(前期は4.4億円の赤字)と急拡大。 この潮流をビジネス拡大のチャンスと捉え昨年10月に120億円の資金調達(120万株公募、発行価格10810円)を行った上で今期は大胆な先行投資を実施する計画。今期は売上こそ1 -
市場潮流
2021-02-15 20:53今週(2月8~12日)の東京株式市場は、祝日(11日)を挟んだ4日間の立ち会いでしたが、日経平均株価は週間で740円88銭上昇し(率にして2.57%の上昇)、2万9520円07銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。 国内主要企業の20年10~12月期業績が想定以上に好調であることに加え、米国のバイデン政権が1.9ドル規模の追加経済対策の成立を急いでいることによる景気回復期待の高まりが、足元の株価上昇を支えています。 週初の8日(月)は日経平均株価が急伸し、前週末比609円高の2万9388円で取引を終えました。これは1990年8月3日以来、30年半ぶりの高値です。 続く9日(火)も前日比117円高と3営業日続伸。 10日(水)も利益確定売りをこなして同57円高となりました。トヨタが21年3月期通期の連結業績見通しを上方修正したことなどが好感されました。 祝日を挟んだ12日(金)はさすが -
【対談】糀屋総一朗さんに聞く『幸せを感じるお金の使い方』後編
2021-02-15 20:51福岡県宗像市神湊(こうのみなと)からフェリーに乗って20分、人口約600人の大島に1泊10万円の宿「MINAWA」があります。 その仕掛け人が今回のゲストである糀屋総一朗さんです。 糀屋さんは、慶應義塾大学の法学部に在学中から不動産業界で仕事を始め、卒業後、2001年に株式会社谷口宝飾グループの不動産部門に入社。2007年に独立し、撮影スタジオや展示会場、セミナー会場のシェアリングサービス「レンタルスペース糀屋箱機構」、レンタルスペースの検索サイト「スペなび」を立ち上げ、軌道に乗せた後、それぞれを売却し、投資家に。 現在は、エリアリノベーションファンドというファンドを運営しています。 エリアリノベーションファンドは、全国各地の不動産やコモディティ化されない地域性のあるサービスに投資をして、地元の人たちとともにエリア再生を目指すファンド。宗像市大島の宿「MINAWA」を中心とした大島の活性 -
投資家Sの今週の注目銘柄 東京エネシス【1945】 レノバ【9519】
2021-02-12 14:56皆様こんにちは、投資家Sと申します。 2021年1月から億の近道火曜版に、「投資家Sの今週の注目銘柄」を掲載しております。本連載は、創業(1964年)半世紀を超える投資日報社が、毎週月曜日に発行を行っております、”週刊投資日報 金融版”に掲載しております。 今回は、2021年2月上旬までに掲載を行った、2銘柄についてご紹介させて頂きます。■東京エネシス【1945】 発電所関連のメンテナンス・建設工事を手掛けている東京エネシス【1945】は、1947年に設立、1961年に上場を行い、今年で60年を数える。 同社の中心事業は火力・原子力・水力の従来型電力関連工事であったが、炭素を排出する火力発電から、”カーボンニュートラル”な発電方法となる、太陽光・風力・バイオマス発電へのシフトを求めており世界の潮流の中、同社もこの流れに合わせて事業内容がここ数年で変わって来ている。 同社は過去に鹿児島県や -
有料メルマガライブラリから(369)「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」
2021-02-12 14:54有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」= (有料メルマガ第55回・2010/1/12配信号)※2010年1月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 過去のコラムでも書いてきたように、私も自分の投資において重点的に資金を配分する業種や企業を変更しています。【中略】 私の場合は投資環境が悪いと考えたときは、投資銘柄の分散が拡大する傾向を示します。2009年は世界的にトップシェアを取っている製品などを持っている高技術株を分散の対象にして、更に高配当または高配当優待利回りの -
【アーカイブ】2月10日(水)開催 炎チャンネルスペシャルライブ!(第3回)
2021-02-10 22:19月曜版億の近道執筆者炎のファンドマネージャーが、2月10日に ライブ配信を行いました。 今回は第3回です。 ↓↓↓↓冒頭20分は無料視聴できます。↓↓↓↓↓↓ 続き(約45分)は以下から視聴可能です(有料:480円)。◆日時:2月10日(水)13:30~14:35(65分)◆出演:炎のファンドマネージャー◆内容:: ◯[テクニカルチャートの活用を考える 20分(無料)] ・ファンダメンタルズ(業績など)とテクニカル(チャートなど) ・買いタイミングと売りタイミング、上値目途、下値目途 ・短期変動と長期変動 ・運用上有効な指数 ほか ◎【株式投資の基本】[あなたはファンダメンタルズ派?それともテクニカル派? 20分(有料)] ・経験に基づく一定のセオリー ・PERとPBR ・PER100倍以上の銘柄 ・テクニカル上の判断も必要な場面 ほか ◎[IPO銘柄も上場後に大きく調整 -
ここから上に行く理由、下に行く理由
2021-02-10 22:171989年のバブル崩壊から31年を経て日経平均は今、3万円台乗せに向かっている。 相場の世界は買い/強気(ブル)と売り/弱気(ベア)のぶつかり合いの中で昨年のコロナショックから日経平均が7割以上も上げてきただけに強弱感が対立する局面となってはいるが、このところは企業収益が半導体などの日本企業に強みを持つ分野などで急激に繁忙な状態となりコロナ禍の中で来期の収益回復に期待が高まりつつある点は強気派にとっては心強い点だろう。 日本が世界に冠たる半導体関連ビジネスに加え、自動車、機械、ハイテク素材などの分野がリード役となって株式市場を盛り上げていくとのシナリオはまだこれからの世界で描かれることだろうと思われる。 AI、DX、スマホアプリ、ブロックチェーン、5G+6G、EC、EV、ドローン、自動運転に加え再生可能エネなどグリーンビジネスの高まりなど株式市場は新たな成長テーマを模索しながら活発に動い -
ユニコーン型企業に潜むリスク
2021-02-10 22:12~180億円夫のプライベートな失敗と復活への期待~ 日本の株式市場にはまだ事業規模は小さくまだ利益の水準が低いか売上優先で先行投資期にあって赤字の状態でも未来への期待値の高い時価総額1000億円を超えるユニコーン型企業がいくつか存在している。創薬ベンチャーなども含めてそうした企業の上場が許され投資家の関心が向くようになってきた。 これは米国でもアマゾンやテスラといった企業にも当てはまるが、創業時やIPO前の時代からその凄さが認識されIPO後においても一段と評価を高めてきた結果、市場をリードする企業となった事例でもある。 日本のソフトバンクGや米国のアップルやマイクロソフトといった1980年代からのIT系老舗企業に対して1990年代以降に設立されたIT系企業の活躍がダイナミックに続いている結果、米国の株式市場は活況を呈している訳だが、今もまだまだ多くのベンチャラスな企業が設立され、IPOに向
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