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有料メルマガライブラリから(389)「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(2)」
2021-07-22 09:35
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(2)」= (有料メルマガ第353回・2015/10/27配信号)※2015年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。 株式投資に使える簡単な知識についての2回目です。 PERとかPBRなどの投資指標に関しても、いずれは触れていたいと思います。 今日は、「日信工業が事業売却によって設備を売却したので減価償却が減る」ということを書いたので『有形固定資産と減価償却』について簡単に書いてみたいと思います。けっこう長くなりそうなので2回に分けて書いていきます -
株価低迷が続く過去プレミアムがついた銘柄群
2021-07-22 09:32
株式市場は個別銘柄が集まって構成されその平均値が算出され日経平均やTOPIXといった指数が関心の的としてニュースでも話題になります。 コロナショックで日経平均は1万6000円台まで急落しました。 その際はニュースメディアが伝えていましたね。でも決してメディアではその大きく下げた時に株を買えとは言いません。 メディアの役割は中立的にその相場の動向を忠実に伝えることにありますから当然です。でもなあ。あの時誰かが買えと言ってくれたらなあ。なんてわがままなことを冗談めいて言う投資家もお見えかも知れません。 あの時の出来事を未だに覚えているという投資家はどの程度お見えでしょうか。 確かにあの時の安値であの株を買っていたらと思うと大きなチャンスを逃したと悔しい思いに駆られるのかも知れませんがそうしたチャンスは全体相場がそうならなくても個別銘柄では既にジワジワと押し寄せているのかも知れません。 皆さ -
株式投資の悩み
2021-07-22 09:30
人生に様々な悩みがあるのと同様に株式投資をなさる皆さんにも悩みは尽きません。 このコロナ禍で生き延びている私たちの投資家活動を神様が見ているとしたらどう思われるのでしょうか。 今7月期の株主優待制度にダンシングストーンをあしらったお守りを贈呈するとしたクロスフォー(7810)の株価は優待制度改悪との評価から売り込まれましたが今は社長からの優待内容への意味をメッセージとして伝えられたこともあって落ち着いてきました。 まさに日本は神頼みの社会。 古来から災いを鎮める神に祈りを捧げながら今日に至っている訳ですからすべての株主へ贈呈されるお守りにはそれなりに意味がありそう。 株価の低迷打破にご利益があるかどうかは分かりませんが、株高への糸口になってくれるなら、それは意味のある不思議な一手とも言える。 2万7600円でお守り付き。しかも自らがコロナ禍から脱却していこうと企業価値を高める気運を株主 -
猛暑到来
2021-07-22 09:27
梅雨明けとともに猛暑が到来した日本列島。猛暑だからと言ってコロナ陽性者が減ることはなく、むしろ陽性者が増えている中でマスク着用の猛暑の中で迎える東京オリンピック。 いつもとは違うコロナ禍の下での開会式を前に多くの国民が熱くて短いオリンピックサマーを無事に迎えられた喜びを感じることができるのか気になるところだ。 梅雨も明けたというのに株式相場は相変わらずの調整局面を継続。 22日からの連休を前に元気のない展開を余儀なくされている。 それでも中には行き場のないお金が集まりつつある銘柄も見出せる昨今の状況でああだこうだと元気の良い投資家にはご高説を伺いに足を運んだりもする。 見事な運用成果を上げている投資家にとってはわが世の春と言わんばかりに運用手法をまわりに吹聴し、この指止まれと声掛けが始まり、気の良い投資家はおっかなびっくりながらご高説を基に試しにリスクテイクと洒落込むことになる。 世の -
市場潮流
2021-07-19 19:48
今週(7月12~16日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で62円66銭上昇し(率にして0.22%の上昇)、2万8003円08銭で取引を終えました。3週ぶりの上昇です。 週初の12日(月)は、前週末の米株式市場でNYダウ、S&P500、NASDAQ総合指数の主要3株価指数が揃って最高値を更新したことを好感し、東京株式市場も大幅に反発。日経平均株価は4営業日ぶりに上昇し、前週末比628円高となりました。 同日に発表された5月の機械受注統計が市場予想を上回ったことも企業の設備投資の増加を背景とする製造業の業績改善への期待を高めました。 続く13日(火)も前日比149円高と続伸しましたが、14日(水)以降は、目先筋の利益確定売りや新型コロナの感染再拡大への懸念、ファーストリテイリング(9983)の業績見通し下方修正などが投資心理を悪化させ、3日続落。週を通じては小幅高にとどまりました。 来 -
株の玉手箱 『着眼大局着手小局』No.21
2021-07-19 19:45
~相場の観測~【週足】=上値抵抗線超えが焦点=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/13685 前回の「下降トレンドの脱出が焦点」(記:21/6/11)では、以下のように述べた。「2週の戻りのあと騰勢が一服した。また、高値(Q)30,467円以降の戻り高値が切り下がる(30,467>30,216>30,089:レジスタンスライン)下降トレンド内の動きにとどまっていることから下降トレンドから脱することが焦点となる。」
とした。 実際には、上値をうかがう動きがみられたが、高値(S)29,441円を経て反落し、上値抵抗線を超えられず下降トレンド内の動きとなった。 よって、ひきつづき下降トレンドから脱することが焦点となるほか、高値29,441円を上回ると反転を示唆する経過となる。※上値抵抗水準(週末値)は -
【対談】鎮目雅人さんに聞く「そもそもお金とは何か?」-前編
2021-07-16 16:19
今後2回にわたり早稲田大学の鎮目教授と小屋との対談をお届けいたします。 財務省は、2024年に1万円札に渋沢栄一、5,000円札に津田梅子、1,000円札に北里柴三郎を用いた新札(日本銀行券)を発行すると公表しています。 1万円札の顔となる渋沢栄一は、第一国立銀行(現在のみずほ銀行)など数多くの企業を設立し、日本の資本主義の父とされる人物。 1万円札の人物の変更は、1984年に聖徳太子から現在の福沢諭吉になって以来です。 各紙幣には最新のホログラム技術が使われ、紙幣を傾けても3Dの肖像が同じように見える偽造防止対策が導入されるとのこと。 でも、どれだけ高度な技術が駆使されても、考えてみると、紙幣は紙です。 火がつけば燃えてしまい、1万円の価値はどこかに消えてしまいます。 さらに言えば、どうして1万円札を出すと、1万円分の商品を買うことができるのでしょうか。 紙に価値を与えている信用の源 -
有料メルマガライブラリから(388)「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識」
2021-07-16 03:05
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識」= (有料メルマガ第352回・2015/10/20配信号)※2015年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。 今回から、バランス・シートから少し離れて、株式投資に使える簡単な知識について、書いてみたいと思います。 PERとかPBRなどの投資指標に関しても、いずれは触れていたいと思います。 先週までは期間限定で『バランス・シートを読むための簡単な知識』を書いてきましたが、あまり細かい勘定科目についてまで知っていても、さほど株式投資の役には立たないの -
投資家Sの今週の注目銘柄 三菱UFJフィナンシャルグループ【8306】
2021-07-16 03:04
皆様こんにちは、投資家Sと申します。 創業(1964年)半世紀を超える投資日報社が、毎週月曜・木曜に発行を行っております、”投資日報α”(月曜版)に”投資家Sの今週の注目銘柄”を連載しております。 先週末近所にあるホームセンター、島忠に行って来ました。 島忠は昨年秋に発生した、DCMホールディングス【3050】とニトリホールディングス【9843】による買収合戦を経て、ニトリHDの完全子会社となり、今年上場廃止となりました。 筆者は、今年3月に行われたニトリホールディングスの決算説明会に参加したのですが、ニトリの経営陣は「島忠との融合を進める」と話しておりましたが、この言葉に嘘は無く、島忠のニトリ化が進んでおります。 関東・関西在住の方以外には馴染みが無い話となり恐縮ですが、島忠の売り場はナショナルブランドの商品が多く、良く言えば昔のホームセンター、悪く言えば洗練されていない売り場構成と -
老舗バリュー銘柄礼賛
2021-07-14 20:28
トヨタに続く日本を代表する老舗バリュー&実力銘柄は今回のような調整相場の中で見直しの余地がありそう。 そうしたことを念頭に代表的な日本製鉄系2銘柄をチェックしてみた。1.日鉄鉱業(1515) 時価5650円(3月H7460円) 今期予想EPS601円 PER9.4倍 今期予想配当金180円 配当利回り3.18% PBR0.42倍 時価総額470億円 期末保有現預金355億円、投資有価証券282億円、合計637億円(有利子負債216億円) 実質保有現預金421億円 今期予想経常利益97億円(過去5年平均83億円) 日本製鉄系、銅価格上昇の追い風で業績拡大基調、石灰石拡大。 1939年設立の老舗企業。2.中山製鋼所(5408)時価391円(5月H491円) 今期予想EPS33.2円 PER11.8倍 今期予想配当金8円 配当利回り2.0% PBR0.25倍 時価総額212億円 期末保有現預
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