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記事 34件
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』No.23

    2021-09-22 17:33  

    ~相場の観測~【日経平均株価(週足)】=先高示唆= ※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/14085 前回の「安値維持と反動高値幅が焦点」(記:21/8/13)では、以下のように述べた。「7月30日には2月高値以降の安値27,283円に進み下降トレンドの継続となっている。ただ、下げ幅が3,184円≒3,152円(H~I)と過去の値幅の影響を受ける格好となっていることから、踏みとどまるか、一時的止まり値かが焦点となっている。また、反動高値幅が1,993円を上回ると反転につながる可能性がある。」
    とした。 実際には、8月20日には27,013円と安値に進んだあと切り返し、上値抵抗をクリアして急伸した。3週続伸で30,381円と上げ幅も拡大し2月高値30,467円に迫った。 よって、高値更新で先高が示唆
  • 投資家Sの今週の注目銘柄 ウェーブロックホールディングス【7940】

    2021-09-17 12:46  

     皆様こんにちは、投資家Sと申します。 創業(1964年)半世紀を超える投資日報社が、毎週月曜・木曜に発行を行っております、”投資日報α”(月曜版)に”投資家Sの今週の注目銘柄”を連載しております。 先日、千葉県浦安市にあるディズニーランドの近くまで行きました。 現在首都圏は緊急事態宣言中となっており、ディズニーランド・ディズニーシーは時短営業・入場者制限を実施して営業を継続しております。上記の運営はオリエンタルランド(以下、OLC)【4661】が行っておりますが、近くまで行くと同社の現在の経営状況が厳しく、赤字となる理由が良く分かります。 まず、テーマパークの周りを歩いている人の数が極端に少ない、最寄り駅となる舞浜駅周辺も人が少ない、さらに駐車場がガラガラです。 一方で、舞浜駅に隣接している商業施設イクスピアリ内にあるディズニーストアーおよび、お土産を売っているボン・ヴォヤージュは人で
  • 有料メルマガライブラリから(396)「2016年と同じように年末までに運用成績を増やしたい」

    2021-09-17 12:45  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「2016年と同じように年末までに運用成績を増やしたい」 (有料メルマガ第500回・2018/9/25配信号)※2018年9月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 10年ほど前は『運が実力のすべて。100%幸運のおかげ。』という状態でしたから、自分の運用能力で30%も運用成績に貢献できるというのは、素晴らしい成長だとか自己満足しています。 野球の世界でも3割打者なら、十分に高い評価をすることが出来ると思います。しかし運がなければ、どんなに自分の運用能力が高くても、結果を出すことは出来
  • 秋相場はお祭り騒ぎ

    2021-09-15 13:31  

     いつの間にか日経平均は3万円台乗せ。 令和3年の秋相場はあちこちで上がる威勢の良い掛け声につられて神輿(みこし)をかつぎ始めた投資家がお見えになっているような展開となってきました。 戦争時や好景気に沸くような出来事以外は滅多に市況高騰の恩恵を受けない海運業界にわが世の春が訪れているようであるが、これによって業績の急向上を見せる海運株が14年ぶりの株高に沸いている。 異常なほどの市況高で先駆した海運株で儲けたお金をどこに回すかなど贅沢な悩みを持つ投資家には楽しい秋相場なのかも知れませんが、皆様はいかがでしょうか。 なかなかお持ちになっている銘柄には順番が回ってこないというあせりすら覚えておられる皆さんも多いのかも知れません。 そうは言っても株式市場にも「待てば海路の日和あり」とも言うべきことわざが存在します。 今ほとんど動きのない株にもいずれ陽の目が当ります。 お祭りのような秋相場はまだ
  • 市場潮流

    2021-09-15 13:28  

     今週(9月6~10日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で1253円73銭上昇し(率にして4.30%の上昇)、3万381円84銭で取引を終えました。3週連続の上昇で、週間の上昇幅は2週連続で1000円を超えました。 前週の地合いを引き継ぎ、日経平均株価は8日(水)まで8営業日連騰。 8日の日経平均株価は3万181円で取引を終え、8月18日(3万216円)以来、およそ6カ月ぶりの高値となり、節目の3万円を回復しました。 東証株価指数(TOPIX)も年初来高値を更新しています。 急反騰の原動力は、国内の政局の急展開に伴う海外勢を中心とする先物の買い戻しのようです。1)菅首相の総裁選不出馬に伴う新たな首相の下での経済政策展開への期待2)足元での新型コロナの感染拡大の一服3)10月末から本格化する国内主要企業の21年度上期決算発表への期待なども株価の押し上げ要因となっています。 政治の面では
  • インターネットメディア対旧来メディア

    2021-09-15 13:27  

     菅首相の不出馬表明で一気に賑やかになってた自民党総裁選。 皆さんもご関心をお寄せになっているものと思います。 およそ3人の総裁候補に絞られつつありますが、ネットの評価と新聞やテレビなどの旧来メディアでの評価はまったく違っているというのが話題になっています。 かつての米大統領選のような様相でインターネットメディアでは圧倒的な支持を受けている高市早苗議員だが、旧来のメディアでは河野太郎議員や岸田文雄議員が高い支持を受けているとの見方は旧新メディア対決になっているようにも見受けられる。 次の総裁には説明能力や指導、人柄、高潔さが求められているという日経新聞の報道があったが、その結果支持されているのが河野太郎、石破(下の名前不明)、岸田文雄、高市早苗という順番らしい。 一方でインターネット上の調査では高市氏の圧勝。確かにどう見ても説明のうまさも主義主張、国を思う態度、考えも他の総裁候補とは比べ
  • 先行投資企業もバリュー銘柄も嵩上げ相場に乗る

    2021-09-15 13:26  

     企業は苦境から這い上がり、抜け出した途端にまた栄耀栄華の宴を繰広げながら次の困難に立ち向かうことになる。 3800もの様々な業種の企業が日々活動しながらその業績を投資家にお披露目するのだが、コロナ禍で赤字に転落した企業が逸早く大幅な黒字を計上したりもする。 企業経営と同様に株価も変動が日常茶飯事。 駄目だと思って売るとそこがボトムで急騰したり、好業績だと思って買った途端に株価が急落したりと何かと忙しいのが株式相場。こうした変動リスクを嫌だと思えば眺めているだけでも良い。でもリスクテイクが面白いと思えばトライすべき。 企業の業績も毎期コンスタントに成長する場合もあれば、先行投資でイレギュラーな減益決算になったりといろいろ異なる。 このところ株価急騰中のオークネット(3964)の株高トレンドが止まらないが、これは過去の先行投資が実ったもの。今期も決算の余裕があるうちに来期に向けた成長投資を
  • 投資の真髄第2部より抜粋『利益の絶対額と時価総額は概ね比例』

    2021-09-14 14:08  

     以下は、7月22日に生配信された「YEN蔵の投資の真髄 ノウハウ伝授」の有料第2部より、億の近道火曜日執筆担当の投資家Sこと櫻田学氏の「私の投資法」より抜粋したものです。 アーカイブでは櫻田学氏のほか、YEN蔵氏が株式投資に役に立つ指標の見方」を語っています。ぜひご覧ください。 予告編&アーカイブはこちら  ⇒ https://vimeo.com/ondemand/yenzoinvestment/594852220※ツイキャスでもアーカイブ販売ができるようになりました!(1週間視聴可) こちらからどうぞ ⇒ https://twitcasting.tv/c:okuchika/shopcart/86857===櫻田「『利益の絶対額と時価総額は概ね比例』してるっていうことなんですけど、見ていただくとわかるんですけども、世界で一番利益を稼いでいるのはサウジアラムコだったと私は記憶してるんです
  • 良いブラック経営

    2021-09-14 14:07  

     緊急事態宣言が出た昨年春から既に1年半。あちらこちらでリモート業務が立ち上がっていますが、中には「○○さんはリモートです」というと、「あいつは、また休んでるのか?!」と応える社長や管理職が結構居らっしゃると聞きます。組織の大小にかかわらず。 当然、社員は委縮してリモートもせず、休みも取らず、如何にも働いているパフォーマンスを演じるようになります。 一概にリモートが良いとは言いませんが、コロナ禍によって働き方や働く人の考え方も大きく変化しています。これからは幾らかでもリモートが出来ないなどと言う会社には優秀な人材が集まらないと言ったことも出てくるのでしょう。 仕事が増える成長企業は(無理をするため)どこかに必ずブラックな側面が出てしまうと考えていますが、過去の経験からも、単なるパワハラ的なブラックでは無く、経営においてもブラックな思想が入り込まない社風を持つ組織は、時間外労働が多くてもブ
  • 占部伸一郎さんと考える「人的資本」の高め方-前編

    2021-09-14 14:06  

     今回は、1986年に国内初の独立系経営戦略コンサルティングファームとして設立された「コーポレイトディレクション」のExecutive Consultant、Group Board Memberである占部伸一郎さんをゲストに迎えました。 大学時代に出会い、今では小屋さんのクライアントでもある占部さんはコンサルタントとして、モバイル、インターネット、通信関係、流通小売、不動産業界など、幅広い分野で中期計画の策定、新規事業の立上げ、組織改革などに取り組んできた経験の持ち主です。 そんな占部さんと語るのは、コンサルタントの仕事が作り出す付加価値と人的資本の高め方、そして一個人としての資産運用との向き合い方について。 長い付き合いの二人だからこその本音ベースでの対談になりました。●どうしてコンサルタントは給料が高いのか?小屋:占部さんとは大学時代、4年生の春くらいに外資系コンサルティングフ ァー