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駄洒落大好きな炎のファンドマネージャーが送る駄洒落で比較する2銘柄。
あなたはどちらを買いたい?
どちらが来そう?
解体工事の田中建設工業(1450)VS基礎工事のテノックス(1905)
昨年の12月にIPOしたばかりの田中建設工業株は社名からもわかるように地味な印象が持たれています。建築物の解体工事を主力にビジネス展開する銘柄でビジネスとして基礎工事で打った杭を抜く工事も行っているようです。
本社は新橋。
比較的利益率が高いビジネスを展開している企業です。
今回何のために上場したのかは定かではありませんが、事情通からは品薄銘柄で売り物が少ないという状態で割安なのではとの声も聞こえます。上場後鳴かず飛ばずの状態ですが、いずれは派手な値動きをするのではとその事情通は微笑んでいました。
第3四半期業績を先日発表しましたが、その直後せっかく上昇気味だった株価は2700円前後から一気に2500円まで値を下げるなど評価が定まりません。
きっと期待外れの決算だったのでしょう。
四季報にデータがないので投資意欲が湧かないのでしょうか。
私はなかなか解体工事屋さんを買いたいという気になれませんが皆さんはいかがでしょうか。
時価2565円 予想PER12.1倍
これに対してテノックス(1905)株は本日850円という安値水準で終えています。通期業績を経常利益9.5億円のまま据え置いた状態で今期の予想PERは8倍台の水準。PBRは0.5倍台に留まっています。
昔から技術開発に熱心な只ならぬ基礎工事屋さんの株価は2017年11月の高値1355円をピークに低迷していますが、既に配当利回りも3.6%と割安な水準でもあります。そろそろ来そうだという勘も働きます。
3月5日に社長が個人投資家向けにプレゼンを予定しています。
大胆なことを言えば、いっそこの2銘柄一緒になるか株の持ち合いでもすれば良いんじゃない?ということも言えそうです。
杭打ちの不具合工事で悩んだと見られるテノックスにタナケンが杭抜きで救いの手を差し伸べたとなれば小説のようなストーリーが描けますが果たして…。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)