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記事 47件
  • 新年度入り、株式市場の物色傾向に再び変化がありました

    2021-04-06 19:01  

     本年初めから、グロース株から徐々にとバリュー株物色へと変化していました。特に今年始めは「素材株」が顕著に上昇を始め、「非鉄・鉄鋼・ゴム」その流れに乗って「銀行・証券・地銀・保険・リース」と言った金融株も総じて盛り上がりを示していました。 ただ、それらに3月20日前後を境に陰りを示していました。また、今週初めには米国の投資会社アルケゴス・キャピタルの損失問題が出て、クレディースイス、野村HDを合わせて株価下落し90億ドルの時価総額が失われたと報道機関が伝えました。また、米国金融当局も本格的な調査に乗り出すと表明しています。ちょっと問題解決まで金融株には悪い影響も考えられます。 その為、バリュー株全体にも利益を確定する動きも見られています。特に買い続けていた、GPIFが株式のポジションを減らし、債券へと資金移動している節があります。 その動きから、今週に入り、静かに調整していた半導体関連や
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』(No.17)

    2021-03-24 12:00  

    ~相場の観測~【週足】参照 =高値更新がポイント=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/12921 前回「短期二段上げ進行も上値抵抗水準接近へ」(記:21/2/12)では、以下のように述べた。「安値(N)21,530円以降の基調を維持し上値を追う経過となっている。ただ、20年3月の安値(L)16,552円から直近高値29,562円(2/10)までの上げ幅が13,010円と過去の騰落値幅12,708円を上回ってきたことから、二段上げ(三波動構成)も上値30,000円前後の水準では抵抗を受ける可能性もあり反動安値幅に要注意となる。」
    とした。 実際には、安値(P)27,663円から切り返し、高値(Q)30,467円と上伸したあと反落した。また、安値(R)28,743円(3/8)までの下げ幅1,724円
  • 活況、マザーズ市場、3カ月の調整もやっと一巡!

    2021-01-28 23:25  
     マザーズ指数は昨年、10月14日に高値1368.19ポイントを示現後、外国勢の先物を絡めて売られ、下落し、更に12月には75日移動平均線も割り込み、売りを誘う動きになりました。 この時期、個人投資家中心に節税対策の売り物もあったと市場関係者が語っていましたが、マザーズ市場は12月22日に1125ポイントまで下落しました。ただ、その節税対策だけではなく、ヘッジファンドと見られる、短期筋が先物売りで売り仕掛けをしていたとも言われており、その間、戻りがあっても、先物をその都度売り叩く仕組みを組んで下げさせていた感じです。 その動きは今年に入ってもありましたが、先週から下値を拾う強い動きが見られ、底固さを示していました。 そのような状況下で先週金曜日、1月15日からIPO銘柄への物色が始まっていました。 「バルミューダ・6612」「ENECHANGE・4169」の両銘柄がストップ高を演じていまし
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』(No.15)

    2021-01-27 00:52  
    ~相場の観測~【週足】参照 =上値追いも上昇ピッチに留意=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。 https://1376partners.com/content_page/12601 前回「新展開期入りだがスピード警戒も」(記:2020/12/11)では以下のように述べた。「20年3月安値(L)16,552円から直近高値(12/9)までの上げ幅は、10,265円と過去の騰落値幅1)9,318円(D~G)、2)9,956円(03年4月安値~06年4月高値)をクリアしたことから新展開期入りを示唆する経過となっている。」
    とした。 実際には、18年高値24,270円を上回ったあと騰勢が弱まった。週間騰落値幅(前週末比較)が12月第1週の△106円(高)、第2週▲98円(安)、第3週△110円、第4週▲106円と小幅にと止まったあと12月最終週△787円、21年1月第1週△694
  • ペット業界

    2021-01-18 11:18  
     捨てられたペットの殺処分の記事を幾つか読みました。 リモートの拡大でペットを飼う人が増えているようですが、飼い始めは可愛いペットですが最期についても思いを馳せなければいけないと思いました。 10月に愛犬が亡くなり、その数か月前辺りからの老犬の世話の大変さと共に、飼い始めから死後の管理についてもちゃんと考えておかねばいけないことに改めて気付かされました。 例えば、リタイア後に70歳前後で犬や猫を飼い始めれば最も手間が掛かる時期は自身が80代半ばになった辺りです。自身の世話すら難儀になる年齢でペットの世話まで手が掛かるのは大変です。 また、30代半ばで住宅を買ったとか、子供の為になどで犬を飼えば50前後の仕事が忙しく出費が多い時期にペットの負担も重なります。 とは言いつつも、様々な場面で癒されたり、楽しく遊べたりと、ペットの存在は何とも言葉では表現しきれないことも事実です。是非無理の無いよう
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』No.14

    2020-12-22 23:55  
    ~相場の観測~【年足参照】 =上昇途上=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/12415 迎える2021年は丑年である。年間平均騰落率は、十二支中11番目と芳しくない。だが、ざっくり捉えると良くも悪くも大きな転換期にも遭遇しているようだ。 日経平均株価の波動(時間関係)からは、前回の上げ期間1974年~1989年まで16年(両端入れ)となっている。現在は超長期の調整を経て09年の「大底」から12年(両端入れ)の経過である。また、値幅は前回の上げ幅が35,560円(3,355円~38,915円)である。 相場は“時間と値幅(=水準)”において「バランスする」との考え方から、迎える2021年はまさに「上昇途上」にある“通過点”の年にすぎないようだ。 因みに、「干支」で表現した相場格言では、丑(うし)つま
  • 大魔神のアンテナ 米国大統領選挙後

    2020-11-11 22:44  
     米国大統領選挙が終わり、開票結果待ちの状況ですが、株式市場は大きく反発した。 不透明は状況下で売り方を巻き込んでの買い戻し相場になっていると! 選挙結果はこの原稿を作成している時には、判明していませんが、状況的には「バイデン前副大統領」が優勢な状況。そして、トランプ大統領は予想したように、司法当局への訴えを起こしている。いつになったら次期大統領が決まるのか?来月の選挙人による投票までには決めてもらいたい。 ただ、そのような不安定な状況になることは既に株式市場はある程度理解し、織り込んでいたのか。選挙前の「バイデン候補優勢」から「トランプ大統領」の巻き返しとの報道もあり、開票が始まった段階ではトランプ大統領がかなり優勢な場面もあった。 しかし、米国株式市場は2日から反転切り返しの動きを示し、3日、4日と連続上昇。5日の日本時間でも米国時間外3指数(ダウ平均CFD、ナス100先物、S&P50
  • 米大統領選後の株式相場

    2020-11-02 10:29  
     11月3日に迫った米大統領選の投票日。残すところはあと1週間余り。 個人的にはどう見てもトランプ大統領が優位に立っていると思うのですが、地上波メディアはどこもかしこもバイデン優位。 億の近道の執筆陣もやや意見が割れているのかも知れませんが、メディアが流す嘘の世論調査に惑わされずに前回の轍を踏まないで臨みたいところです。 株の運用者としてはどちらに転んでも大丈夫なように対応しないとなりませんが、腐敗したバイデンには米国の大統領になる資格はないと断言できます。トランプ勝利で株高継続が理想形ですが、皆様のご意見はいかがでしょうか。 多くのYOUTUBERの世界でもトランプ大統領が優位に立っているとしていますね。それでも世論調査ではバイデンとの報道が意味するところは単にアンチトランプというだけの世界ではないかと思われます。バイデンが行ってきた過去の行状では米国が沈んでしまいます。一党独裁体制の中
  • 大魔神のアンテナ マザーズ市場に異変が起きた。先物市場がリードする相場!」

    2020-11-02 10:27  
     マザーズ市場の今回の上昇局面の立ち役者は先物であった。無論、このような取り組みを可能とした投資家は「外国人投資家」であった。 マザーズ市場、3月後半から反転上昇を始め、第一段階はバイオ株がリードで相場をけん引。その後はIPO銘柄が引き継ぎ第2波を演出した。そして、9月初旬から10月14日までの上昇トレンドを作り上げたのは、外国人投資家であった、 先物を活用し2018年1月の高値を奪回した。2年猶予下げ続けていたマザーズ市場をここまで押し上げたのが、先物を活用した投資方法であった。 その動きが顕著に表れたのが、10月初め、マザーズ指数が20ポイント高、30ポイント高と大きく上昇しているにも関わらず、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が拮抗。(この時期値上がり銘柄、値下がり銘柄の対比は1対1.2程度の比率でした)先物リードで押し上げていた。 物色される銘柄も「値がさ株、10、000円以上で、出来
  • 縦割り打破

    2020-10-20 16:25  
     全国民の誰もが知る「縦割り」と言う言葉。 以前から何度も書いている愚痴ですが(汗)、これこそが日本を停滞させている悪の象徴であり、各省庁の縦割り利権として知られますが、平たく言えば、天下り先を維持し易いから(隠しておけるから)縦割りが是正されない訳です。 GOTOで有名になった一般社団法人を使うケースが好例ですが、そこから先の見えない場所で無駄遣いが発生し、天下りのための予算が産み出されています。零細な天下り先まで含めれば当該省庁でも把握しきれないほど酷い状況になっています。だからこそ効果的に予算を組み替えられない、予算が硬直化すると言う事態を招いています。 縦割りを排除して行政の効率化を進めると天下り先が減っちゃうから各省庁とも抵抗します。何せ50代辺りから次々と退官して、その退職金で家のローンを払い終えた後に悠々自適の生活をするためには天下り先で収入を得なければならないからです。 役