-
大魔神のアンテナ 大きな分近点に来ているように感じています
2020-11-25 14:47世界が熱望していた「新型コロナ感染症のワクチン」候補の有効性が確認されたことである。 その候補のワクチンも米国の「ファイザー」とドイツのバイオ企業のビオンテックが開発したものと、米国バイオ医薬品企業「モデルナ」が開発したものが共に臨床試験で90%以上の効力を発揮。副作用も軽めで済みそうであること。その他でも世界的に開発が進んでおり、日本国内でも同様なワクチン開発の進展も期待されている。 しかし、この11月から「新型コロナ感染者数」が驚異的な増加傾向を示し始めている。米国内では既に公立学校の休校。仕事以外での夜間外出制限も出している州もある。春の第一波、夏場の第ニ波、秋の第三波が訪れている。 その感染者数は欧州・欧米がかなり深刻な状況になっているが、日本でも「北海道でクラスター」が発生、その影響もあって、連日感染者数が増加傾向を示し、200人を超える状況。東京でも同様に493人の新規感染者 -
大魔神のアンテナ 米国大統領選挙後
2020-11-11 22:44米国大統領選挙が終わり、開票結果待ちの状況ですが、株式市場は大きく反発した。 不透明は状況下で売り方を巻き込んでの買い戻し相場になっていると! 選挙結果はこの原稿を作成している時には、判明していませんが、状況的には「バイデン前副大統領」が優勢な状況。そして、トランプ大統領は予想したように、司法当局への訴えを起こしている。いつになったら次期大統領が決まるのか?来月の選挙人による投票までには決めてもらいたい。 ただ、そのような不安定な状況になることは既に株式市場はある程度理解し、織り込んでいたのか。選挙前の「バイデン候補優勢」から「トランプ大統領」の巻き返しとの報道もあり、開票が始まった段階ではトランプ大統領がかなり優勢な場面もあった。 しかし、米国株式市場は2日から反転切り返しの動きを示し、3日、4日と連続上昇。5日の日本時間でも米国時間外3指数(ダウ平均CFD、ナス100先物、S&P50 -
大魔神のアンテナ マザーズ市場に異変が起きた。先物市場がリードする相場!」
2020-11-02 10:27マザーズ市場の今回の上昇局面の立ち役者は先物であった。無論、このような取り組みを可能とした投資家は「外国人投資家」であった。 マザーズ市場、3月後半から反転上昇を始め、第一段階はバイオ株がリードで相場をけん引。その後はIPO銘柄が引き継ぎ第2波を演出した。そして、9月初旬から10月14日までの上昇トレンドを作り上げたのは、外国人投資家であった、 先物を活用し2018年1月の高値を奪回した。2年猶予下げ続けていたマザーズ市場をここまで押し上げたのが、先物を活用した投資方法であった。 その動きが顕著に表れたのが、10月初め、マザーズ指数が20ポイント高、30ポイント高と大きく上昇しているにも関わらず、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が拮抗。(この時期値上がり銘柄、値下がり銘柄の対比は1対1.2程度の比率でした)先物リードで押し上げていた。 物色される銘柄も「値がさ株、10、000円以上で、出来 -
大魔神のアンテナ マザーズ市場は2018年の高値に挑戦しているようだ!
2020-10-14 14:50マザーズ市場について、何度か指摘していたが、今回の上昇第三波は大きくなる気配を示しているようだ。 本日(木曜日)1327ポイント(高値)を示現、2018年1月1367.86ポイントを視野に入れた動きになっている。 3月「新型コロナウイルス」感染病による大きな下落相場から、マザーズ市場は1部市場よりいち早く立ち直りを示した。その際には「アンジェス・4563」が市場のリード役となりマザーズ市場を押し上げ、5月初旬までの上昇第一波を作った。 そして、5月中旬から6月後半までは「メドレー」を始めIPO銘柄によって指数を押し上げる動きを示し、第二波を演出し、マザーズ市場もかなり活況な相場を示現した。 その為7月後半までの一か月間は調整。 そして、8月初めから再度上昇相場がスタートした。 その際、2日連続ストップ高を演じたバイオ株の「ジーエヌアイ・2160」がリード役を務めた。そして、IPO銘柄も活 -
大魔神のアンテナ 9月相場
2020-09-30 13:519月相場はいろいろと変化に富んだ株式市場になっています。 菅政権が発足、早々に今まで菅首相が提唱していた「携帯電話料金の大幅引き下げ」および「地方再生」に関した銘柄群が物色され上昇しました。 携帯電話料金値下げでは、携帯電話大手三社が軒並み売られ(NTTドコモは年初来安値を更新、9月24日)それに反して「楽天」は(9月23日に年初来高値を更新)大きく上昇(菅新首相誕生をいち早く察して買われていたようです)、「アイモバイル」も同様に上昇し、真逆の動きを演じている。 地方再生においても地方銀行が物色対象になり、短期的ではあったが急上昇する銘柄もかなり出た。ちょっと叩かれていた「ソフトバンクG」も急上昇した。地銀との提携を進めていることで買われていた。 9月初めは新型コロナワクチン開発が成功したことを想定した中で、今まで売られていた金融・素材・電鉄・海運・空輸などが物色されて、一時、大きく上昇 -
大魔神のアンテナ 流れに変化
2020-09-16 15:09ここにきて、9月相場からの流れに変化が出てきたようです。 8月28日、安倍首相の突然の辞意発表があり、それまで株式市場は米国株高でもあったので、堅調に推移していました。しかし、2時を過ぎた時点で5分たらずで日経平均は600円超の下落を演じ、売り優勢の中終わりました。 そして、この下落を期に、物色傾向に変化が見えてきました。その変化の流れは既に米国株式市場で起こり始めていた新型コロナ終息を株式市場が読み始めたことです。 この時期、叩かれ続けていたエアライン関連や飲食業関連、金融株などへ物色の矛先が向かいました。まだ、大きな上昇を示している訳ではないが他の銘柄に比べ下値がしっかりとした動きになっていました。 東京市場において、叩かれ続けていたセクターの中でも、いくつか代表的な銘柄が上昇を示していました。機械株では「日立建機」「クボタ」が新値を更新。今では「ファナック」が連日賑わっています。工 -
大魔神のアンテナ 直近のマザーズ市場
2020-09-02 15:17本日は直近のマザーズ市場を検証したいと思います。 マザーズ市場は2018年初めに高値1367.86ポイントを示現後、ほぼ一直線で2019年初めの水準まで下げ続け、その後の1年も、ジリ貧相場続きでした。今年2月末から止めの大幅下落を演じ底入れしました。今、マザーズ市場は2年3カ月間の下落相場から立ち直ってきました。 現在、マザーズは527ポイントから1156ポイントまで回復、2倍以上の上昇を示し、2018年6月時の水準まで回復しました。無論、3月中旬以降の1部市場の戻り相場もあったが、それよりも3月13日、いち早く底入れし(日経平均は19日に安値)上昇に転じました。 この時期は外国人投資家がマザーズ市場だけ買い越しに転じていました。 さて、その上昇相場を見るにおいて、リード役が2銘柄あったと思います。 その一つはIPO銘柄の代表として「メドレー・4480」です。新型コロナウイルスによって、 -
大魔神のアンテナ 日経平均では全体相場が見えなくなります
2020-08-19 23:58前から指摘されていましたが、日経平均の構成上、寄与度の高い10銘柄程度で日経平均の株価が構成されてしまっています。特に「ファーストリティリング、ソフトバンクグループ、ダイキン、テルモ、エムスリー、東京エレクトロン」などで値段が決められているようです。TOPIXでも全体を網羅することは出来ないが、日経平均ほどではありません。 チャート上では、日経平均は、6月戻り高値を示現後に22000円台を中心にもみ合いを演じていました。 しかし、日経225の中心的な主力銘柄は低迷し、ある銘柄は3月時の日経平均が16358円19銭を付けた時よりも安値を更新した銘柄も続出していました。特に7月末及び8月初め近辺に年初来安値を示現した銘柄が多数ありました。 決算評価された銘柄もありましたが、「キヤノン、ニコン、東急、JR東海、三越伊勢丹」など新型コロナの影響も大きいと思われますが、その他でもかなり低水準まで売 -
大魔神のアンテナ 新型コロナ感染者拡大でも株式市場は無視する理由
2020-08-05 11:273月の時はパニック的な売りが売りを呼び大きく下落した。そして、今まさに第2波が到来している。米国での死亡者も3月に比べて増加傾向を示している。 日本においても死亡率は低いが感染者は10代から30代までの若者の感染者が爆増している。それに伴い高齢者も増加傾向を示しつつある。 本日(30日)も東京都で367人感染と発表された。重症患者も22名と増加している。 その報道があっても株式市場はちょっとした売り材料になっていたが、反対に新型コロナ関連株が物色された。「プレシジョン・7707」検査キッド関連銘柄が物色対象になり、マザーズ市場は上昇しておわりました。この動きからも超不思議な株式市場です。 無論、米国市場も同様です。 複数の州で感染者拡大の報道が続いていましたが、多少売り材料になっても、新型コロナワクチンがフェイズ2、フェイズ3に開発が進展したことについては大きな買い材料にしており、株式市 -
大魔神のアンテナ 強気派が増加
2020-06-24 19:21実体経済を無視して上昇している株式市場だが、強気派が増えているようです。 米国市場を始め、東京市場においてもV字型回復への期待が高く、株価はここ2,3カ月で急上昇し、やっと高値警戒感も出始めたようです。しかし、米国のナスダック市場は、最高値を更新して多少下げたものの、ダウ平均やS&P500とは違って依然と堅調に推移しています。 ここ4月の経済指標は最悪であったものの、今月発表された雇用統計は市場予想を大幅に上回る結果になるなど、6月に入ってからの各経済指標は悪いものではなく、大規模な財政出動やFRBによる景気下支えの為に2度に渡る大幅な利下げ政策、及び、市場に大規模資金投入してきたことで、株式市場は「回復期待」だけをテーマにして買い優勢の株式市場が作られました。 しかし、この株式市場の上昇は過度の期待感だけで、実体を無視した動きで、上昇する度に、売り方が攻勢をかけていましたが、その売り物
2 / 7