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平田機工(6258)が面白い
2015-10-06 14:38平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、本日弊社は添付の通りで弊社の孫会社にあたるHirata Engineering Thailand(以下 HET)が、MVP社と株主間協定書を締結致しましたのでお知らせ致します。 MVP社とは、投資目的の為に設立された法人でありますが、イタリアン・タイ・デヴロップメント社(以下 ITD)の上級副社長や、ITDの創業家が全 株式を保有する会社であります。ITDは1958年に設立されたタイ国最大の総合建設業者であり、タイでは非常にメジャーな企業であり、この会社と関係を 持つ事自体がステータスとなる様な企業であります。 今後はHETと成長戦略を共同で策定し、タイ国内でのビジネスの拡大を図っていく所存でございます。今後ともご支援の程、宜しくお願い申し上げます。 (平田機工 IR推進室) 冒頭から平田機工のIR担当者のご挨拶文を掲載して何 -
株価の下落要因
2015-08-05 16:24「株は買うのは簡単だが売るのが難しい。」 ひとたび株に投資すると欲との戦いが始まります。欲を出し過ぎてまだまだ上がると見ているとそこで折り返して急落して儲け損なうこともありますし、早く売り過ぎて、その後急騰してもっとも儲かったのにと地団駄を踏んでしまうこともあります。 ですからこうした率直な株の売買をめぐる意見が出ることになります。 多くの億の近道の読者の皆さんのような百戦錬磨の投資家ですら、こうした出来事が日常茶飯事なのかも知れません。 株価は投資家の売買で上がったり下がったりします。投資家は株価にそれほど値動きのない間はあまりアクションを起こそうとしません。 この結果出来高が薄くなってしまいます。 穏健な株価推移を続けてきた株にひとたび上げ下げの変化が見えてくるとそれについていこうとする投資家が押し寄せます。 株価が上昇トレンドに入ってくると投資家はどこまで上がるのかと手 -
二極化相場を乗り切る
2015-05-19 17:23株式相場を象徴する指数が順調に上昇しつつある中で、相場が二極化して下 落トレンドの銘柄も引き続き見い出せる状況となっています。 値上がり余地のある銘柄を保有し続ける一方で損失を重ねてきた下降トレンド銘柄をどう処理するかが重要な局面です。二極化相場を乗り切り資産増強を果たすことができれば皆様も満足されると思いますが、このあたりが結構難しい。 株式には時流に乗りそうな銘柄とまったく市場に集う投資家の関心を集めない銘柄とが混在しています。億の近道の読者の皆様もそうした相場潮流を横目にこれまでの経験を踏まえて日々、対応されているものと拝察致しております。 ようやく決算発表が一巡し残っているのは東芝のような特殊な銘柄のみ。既に決算発表後の説明会が活発に開催されており、多くの好決算銘柄には市場関係者の関心が高まります。 かくいう私も本日も午後から2社の決算説明会に出向きました。株価が下落トレン -
調整中の平田機工は投資のチャンスなのか?
2015-03-31 16:44生産設備エンジニアリング会社の平田機工(6258)が調整局面を迎えています。スカラ型ロボットを世に出したユニークなロボット関連企業です。 同社が上場したのは今から8年余り前の2006年12月ですが、150万株を2200円で発行しての上場でした。上場直後に2930円の高値をつけまし たが、その後は業績の低迷で株価は低迷。リーマンショック後に安値318円までつけその後は300円台と1000円台の往来相場を続けています。時価 800円という水準は今期予想PER7.5倍でPBRも0.42倍に留まるなど市場評価は低いですが、秘めたる実力を備えた企業です。 実質時価総額は83億円にしか過ぎず、今期の年商520億円、経常利益19億円の企業としては割安感があります。 今期の業績見通しは上場時の収益水準をまだ超えていない状況です。これは大手家電メーカー、パナソニックとの関係で高収益を保ってきた構図がデ -
【炎のファンドマネージャー有料メルマガ第28号配信中!!】
2015-02-17 00:39月曜日の億の近道で、15年にわたり執筆を続けてきました、おなじみ「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」最新号が2月16日に配信されました。 企業プレゼン出席や企業個別面談などのアナリスト活動を基本にした、独自の目線の投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。 創刊号はこちら→ http://okuchika.net/?eid=5177 【2/16第28号では】 ■第3四半期決算発表時の業績上方修正相次ぐゼネコン株 ■12月期決算の外食2社の決算説明会速報 ■サバイバル電機セクター銘柄の株価動向 ■大幅上方修正発表の平田機工(6258) ■炎のポートフォリオ大作戦 → 申し込みフォーム http://goo.gl/ikAUu3 → ご案内ページ http://www.honohfm.com/【バックナンバー販売始めました!】 詳しくはこちらのページへ。http -
外国人投資家の持ち株比率の向上が期待される中小型株
2015-01-14 14:21先日、多摩川ホールディングス(6838)が発表したファイナンスで引受先として名前が挙がったマッコーリーバンクはオーストラリア、シドニーに拠点を置 く世界的な投資銀行だと言われています。インフラ専門ファンドを世界各国が運営しており、エネルギーや道路、水道などに投資しているとされます。 今回も太陽光発電を中心に地熱やバイオマス発電などの再生エネルギー事業を展開する多摩川ホールディングスの新株予約権(発行時行使価格218円、下限の限度価格153円、上限価格の限度なし)の引受先として名乗りを挙げるに至ったのもうなずけます。 多摩川ホールディングスの外国人持ち株比率は、過去のファイナンスで出資を受けたシンガポール法人が上位株主となり、持ち株比率は既に34.8%になっ ていますが、今回のファイナンスで新たに1,000万株の新株が発行される予定ですので、すべてが権利行使されますと外国人持ち株比率が5 -
体質改善
2014-11-12 01:05この歳になるとあちこち体にがたが来ます。私の場合は血糖値と血圧高めでの体質の改善を検診後に指摘されました。よって、一念発起してお酒の量を減らし、食生活を改善させ、1日1万歩以上を課しました。 日課は毎朝の血圧測定とウォーキング。野菜中心の食生活に切り替わり、お酒の量を減らして1週間が過ぎましたが、どこまで体質が改善できるかこのコラムでも時々触れたいと思います。 血圧が高い割に降下剤は服用せず、血糖値が高く明らかな糖尿病患者なのにまだ運動と食事の改善で対応している私のような中高年者ができるだけ薬に頼らずに生きていくのは医療費の削減につながります。 健康長寿大国である日本が増大する医療費をどうやって削減させるのか、国家の重要な戦略ともなっています。私は体質を生活習慣と積極的な運動を通じて改 善させて薬に頼らない人生を送ることを目標にしたいと考えていますが、医者はきっと血圧降下剤を飲むよう -
ロボット関連株の平田機工(6258)に改めて注目
2014-11-06 01:04介護ロボット人気が高まった今年の株式相場ですが、実はその陰で見落とされた銘柄もあります。熊本に本部を置く平田機工(6258)です。 先日この会社を訪問して感じたことは、横丁HD発行の有料メルマガ「炎の投資情報」にて掲載していますのでご購読願いたいですが、平田機工(6258)はまだ全体相場の反転上昇する中にあって、ほとんど動きらしい動きはありません。 時価は600円前後で現在は620円前後にまで小幅上昇してきています。 同社の売上は海外向けが6割以上、米国の自動車メーカーなど海外からの受注がメインです。また、ロボット関連銘柄として圧倒的に評価不足です。 市場環境整えばパワーアシストにはいつでも参入可能の状態です。 菊池製作所(3444)時価総額218億円(今期予想経常利益1.4億円)CYBERDYNE(7779)時価総額1944億円(今期予想経常利益▲3 億円)と比べ、いかに平田機 -
【お知らせ】【炎のファンドマネージャー有料メルマガ第13号配信中!】
2014-11-05 14:40月曜日の億の近道で、15年にわたり執筆を続けてきました、おなじみ「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」最新号が11月4日に配信されました。 企業プレゼン出席や企業個別面談などのアナリスト活動を基本にした、独自の目線の投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。 創刊号はこちら→ http://okuchika.net/?eid=5177【11/4第13号では】■炎の投資戦略 急騰後の投資戦略を考察■炎のチャレンジ銘柄 高値圏にありながら強い展開を続ける銘柄についてレポート。■平田機工(6258)&大井電気(6822)フォローアップ大作戦 先日報告した2銘柄のフォローアップレポート。■炎のポートフォリオ大作戦 8/18提示の「IRに熱心な5銘柄で構築されたモデルポートフォリオ300万円」と、9/8号提示のポートフォリオ「過去1年以内にIPOした小型好業績銘柄 -
M&Aされる確率の高い企業
2014-10-28 15:50資本同士の戦いが繰り広げられている資本市場では経営権をめぐっての壮烈な争いが水面下で起きています。 何事もなく平穏無事にビジネスを続けている企業が、ある日突然、株主の論理で経営権を奪われるケースが起きたりします。株式市場に巣食う投資家に翻弄される脇の甘い企業も中には出てきます。通常は対抗措置を取りますが、企業の体力を消耗させることがあります。 それはいくら経営がしっかりしていても評価不足から株主の不満の中で、巻き起こることもあります。新たな投資家や別の企業体のM&Aといった形で変化を生じることになるケースもあります。 キャッシュリッチな企業にもキャッシュプアな企業にも投資家の鋭い目線が注がれています。不特定多数の株主はそうした事象に関心を寄せて資産運用に役立てることが必要です。 未来の運用成果は今からの仕込みの結果です。 今日明日の運用ではなく、数年間にもたらされる運用成果を求め