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記事 35件
  • ロボアドバイザーの資産運用方法とは?

    2017-04-26 01:11  

     私が昨年から関わっている仕事の一つに、ロボアドバイザーサービスのサポートがあります。 ウェルスナビ社(https://www.wealthnavi.com/aboutus/member.html)の柴山社長が中学校からの同級生であり、そのつながりでアドバイザリーをさせてもらってます。  今回ご紹介しようと思ったのは、ロボアドバイザーの資産運用方法について。  ウェルスナビ社では、資産運用方法のやり方(アルゴリズム)について、ホワイトペーパーとしてweb上に公開しています。https://www.wealthnavi.com/image/WealthNavi_WhitePaper.pdf  個人投資家でも参考になる点をご紹介していきましょう。 まず運用のプロセスですが 1)資産配分(アセット・アロケーション)の選定 2)各資産クラスに対する対象銘柄の選定 3)ポートフォリオのモニタリン
  • 小型防衛関連銘柄の異常人気

    2017-04-20 14:28  

     北の脅威や中国の海洋進出に対抗するには防衛予算の拡大が不可欠との議論が巻き起こっています。  GDPの1%という防衛費の枠に留めている日本が米国の安全保障の庇護のもとでやってこれた時代が徐々に変わろうとしている昨今、国民を守るための防衛費拡大が国の施策に盛り込まれていくのは当然の流れでもあり、ここに来ての防衛関連株の人気化が顕著です。  とは言え、防衛関連銘柄と言っても物色対象は中小型株に限定されており、大型防衛関連銘柄は反対に冴えない展開となっています。  北朝鮮の生物兵器がミサイルに搭載されて日本に飛んでくる可能性が首相の口からも出てきたことで俄然人気化したのがサリン・防毒マスク関連の興研(7963)、重松製作所(7980)、アゼアス(3161)など。  これらの銘柄は3月末に比べ直近の高値まで3割から4割の上昇を示しています。これらは防毒マスクの定番銘柄と言えますが、短期投資家
  • 北のミサイル攻撃は杞憂か

    2017-04-20 14:26  

     威勢の良い若い指導者の暴走が続き、北の脅威が高まっています。  このため日本の株式市場は委縮した状態が続いています。  核爆弾にサリン、VXガス、天然痘など聞いただけでも空恐ろしい悪魔のような兵器が日本に向けられ経済活動すら停滞してしまいそうな昨今ですが、それに対抗して米国が空母を半島近くに送り込みにらみ合い。一触即発の状況が見られます。  6回目の核実験実施が迫り、親の遺産を受け継いだ北の若者の暴走がますますエスカレート。国民は完全な洗脳状態とあってはその暴走を食い止める術もなく未来に生じる悲劇が脳裏によぎる昨今です。  将来の悪材料を前にした見送り商状はかつて経験したことのない株式離れを生じ、先日までのトランプ相場による先高感は一気に消え去っている状況が見られます。  日経平均は既に18000円台前半にまで低下し、元気だった中小型株指数も調整の中にあってはいつか来た道と思いたいと
  • 特別編:本日の有料メルマガコラムから

    2017-04-20 14:23  

     本日は特別に、有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の最新号から、コラムの一部を掲載いたします。  自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。=コラム「そろそろキャッシュを証券会社に戻そうかと考えています」=  (有料メルマガ第428回・2017/4/18配信号) 【前略】  私は実際に過去において、このような運命の女神さまのヒントを受け取って、行動を変更したことで、致命的な損害を避けられたことが何度かありました。  どちらに転んでもたいした痛手にはならない場合は、このようなヒントをもらったことはなかったと感じています。人生を大きく変えてしまうような大きなミスを起こしそうな場合だけにこのようなヒントをもらえました。  いまから考えると、サラリーマンを辞めた時に住宅ローンをすべて返済しないで、住宅ローンを返済する資金を株に投資しようとした時に、今回のよ
  • 数学を学び直しましょう!

    2017-04-19 03:05  

    みんな、新学期ですね。 新しく何かに取り組むにはよい季節ですよね。 社会人向けの数学学び直し講座をボランティアで行っているのですが、 そのことを少し書いちゃっていい??===科学は嘘の繰り返しの歴史=== そのときどきに、科学は嘘を主張してきました。 物理は、ニュートン力学が正しいと思われていた時期がありましたが、 あれれれれ、実は、間違っていましたね。 量子力学、相対性理論、その後、新しく統一しようと。 ドタバタの歴史なんだよね。 直感では理解できないことを人間が受け入れることは難しいですよね。 数学だって、具体的に構成できない「存在する」という定理を受け入れはじめたのは80年ぐらい前のことにすぎません。。。 とはいえ、科学と数学の決定的な違い!! 新しい事実が発見されて、これまでの理論が覆るということの繰り返し科学であるのに対して、数学は長持ち。===数学の定理は永遠に真理===
  • 市場潮流

    2017-04-19 03:03  

     今週(4月10~14日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で329円00銭下落し(率にして1.8%の下落)、1万8335円63銭で取引を終えました。5週連続の下落となりました。  週初の10日は日経平均株価が続伸して始まりました。前週末7日に発表された米雇用統計で失業率が10年ぶりの水準まで低下。これを受けて米長期金利が上昇したことで、為替がやや円安に振れたことが好感されました。  しかし、11日以降は北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりを受けて投資家心理が悪化。外為市場で、円相場が1ドル=109円台に上昇したことも影響、日経平均株価は4日続落。連日で年初来安値を更新しました。  14日の騰落レシオ(東証1部、25日移動平均)は69.07まで低下しています。自律反発があっても良い水準ですが、北朝鮮問題、18日に始まる日米経済対話への懸念が重く圧し掛かります。  北朝鮮問題は一時、「一触
  • 低金利下の金融機関の運用をヒントに

    2017-04-19 03:01  

     リーマンショック後、各国で過剰な金融緩和が続いたが、日欧は異例の低金利が続いている。債券の低金利化は景気刺激に効果をもたらす反面、債券を運用している金融機関は難しい運用を迫られた。  運用に必要な利回りを確保するために債券の年限の長期化や米国債の積み増しなどで対応しているがそれも限界が見えている。  金融機関の運用はポートフォリオにおける株式の比重を落とすことでリスクを低減させているが、低金利によって運用利回りを確保できなくなっており、REITや株式を増やした。  リーマンショック後は、アクティブファンドをスマートベータという時価総額以外の基準を重視して構成銘柄や組入比率を決める商品への資金の配分を増やす流れが続いている。 銘柄詳細等、続きはこちらでhttp://www.okasan-online.co.jp/tradeinfo/theme/2017/0411a/ 【視点・ポイント】
  • 投資市場としての魅力

    2017-04-17 18:15  

     3月から何かと忙しくなってしまい、なかなか執筆の時間が取れませんでした。まだ暫く忙しい時期が続きますが。  それにしてもこの間の、3月中旬からの力なく下落していく株式市場には驚きます。  ドル円為替は115円辺りから110円割れへ約4%、日経平均株価は19,600円辺りから18,300円(今日の午前中)まで約6.6%も動きました。両方ともズルズルとした一方的な下落で、割安とは感じるものの何とも解説のしようのない、一般の投資家では手の出しようの無いマーケットです。  読者の皆様も「どうしたものか?」とお悩みのこととお察しします。  東アジアの地政学リスクとの解説が増えていますが、チンピラ国家の挑発で東アジアに紛争の懸念が広がっていると言うのに「何故に円高?」・・・と疑問に感じるのは私だけでは無いと思います。  小職のポジションも今年に入ってから殆ど動かすことも無く、最近ではズルズルと力
  • 東京でハイクラスな老人ホームを利用したらいくらかかる?

    2017-04-17 18:12  

     こんにちは。マネーライフプランニングの梶原真由美です。  資産運用の目的のひとつに老後資金形成がありますが、みなさん、一度は考えたことがありませんか?  「老後は誰にも迷惑をかけないように、老人ホームに入居したい」  我が家は夫が私より12歳年下なので、普段から 「私が先に痴呆になったら、迷惑かけないように老人ホームへ入るね」 と話しています。  しかし実際、東京で介護付老人ホームに入居したらいくら必要なのでしょうか?  有料老人ホームも様々なタイプがありますが、  今回は見守りや食事・入浴・掃除・洗濯の世話・各種レクリエーションから、介護職員や看護職員による食事・排泄・服薬や健康管理などの介護、機能訓練指導員や生活相談員によるリハビリテーション・カウンセリング、医療処置までを受けられる東京の介護付老人ホームをイメージしながらお話させていただきます。 ■いつから入るか?問題  誰もが
  • 為替市場動向~トランプラリーの修正続く?~

    2017-04-17 18:07  

     先週の米軍のシリアへのミサイル発射に続き、週末から高まっている米国の北朝鮮への圧力。緊張しつつある朝鮮半島情勢は、『地政学的リスク』としてマーケットのリスクオフ要因になっています。  ドル円相場は、先週まで下押しを試したものの、110円台前半では実需の買い意欲が強かったとされ、しばらく110円~112円の狭いレンジでの動きが続いていました。  ところが、米軍の北朝鮮への空母や駆逐艦派遣での軍事力増強の報道で、今週初には強固とされた110円のサポートを割りました。一方、米国債市場では、いわゆる「質への逃避」で債券が買われ、ここ数カ月10年物米債利回りのサポートだった2.3%を昨日割り、2.28%まで低下しています。  シリアへの攻撃は、アサド政権側軍が化学兵器を使用したのでは?という疑惑を盾に、速攻で攻撃。余談ながら、これっていつか来た道のように映ります。だいぶ昔の湾岸戦争の時だったか