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市場潮流
2019-08-27 22:41今週(8月19~23日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で292円10銭上昇し(率にして1.4%の上昇)、2万710円91銭で取引を終えました。4週ぶりの上昇です。 週初は、前週末の欧米株式の上昇、円高の一服などを受け、日経平均株価は19日(月)、20日(火)と続伸。米政府が、中国の通信機器大手華為技術(ファーウェイ)への輸出禁止措置に関し、一部の取引を認める猶予期間を延長すると発表したことも好感されました。 また、ドイツのショルツ財務相が景気対策としての財政出動に言及したことも、投資家心理の改善に寄与しました。ドイツは国家財政、経常収支ともに黒字を維持しており、伝統的に財政出動には慎重な国柄です。そのドイツが景気対策の実施に踏み切るとすれば、マーケットに与える影響は大きなものになると思います。 日経平均株価は、21日(水)に小反落しましたが、22日(木)に小反発。23日(金)も続伸 -
雰囲気
2019-08-27 22:38参院選挙が済んで早や1ヶ月。 先月の参院選では応援していた(日本維新の会)音喜多氏と柳ケ瀬氏が揃ってギリギリで当確ラインに滑り込みましたが、ヒヤヒヤしました。 都議会の(腐り切った)既得権に対抗していた両氏の国会での活躍が楽しみです。東京都は世界トップクラスの規模を持つ大型地方自治体であり、故にその予算規模からも議会と行政の癒着・腐敗の額もトップクラスです。 メルマガでは選挙期間中は候補者名を出すのを控えていましたが、これからは機会があれば応援したいと考えています。 今回の参院選での低投票率の背景は、限りなく頼りない野党の実態でしょうか。 振り返えれば、野党第一党であった民主党のメンバーは2012年の衆院選挙惨敗後に民主党の名称では国民のイメージが悪すぎるからと、政党名を「民進党」に変更しただけで党内改革も出来ぬままに、今度は小池都知事の人気にあやかろうと「希望の党」に大挙して押し寄せる -
為替市場動向~更なる利下げ催促? 債券バブル?~
2019-08-27 22:34先週、米国債マーケットでは、長期、超長期を中心に利回りが大きく下がり、リセッションの前触れとされてきた2年~10年金利差逆転現象がついに起き、超長期の30年債は過去最低水準の1.97%台という2%割れを更新しました。 下がり続けてきた債券利回りが、さらに下がったのは、中国の経済指標が悪かったのがきっかけではありますが、市場の基調は今年に入ってからずっと強気(債券買い)続きでした。 この日は、特に、2年VS10年が逆イールドを示現したことで、市場はリスクオフの流れに。 以前、このコラムでも記したと思いますが、2年VS10年利回りの格差が、2年高10年低になると、約16.8カ月後にリセッションになることと多いと言われてきました。 昨年の秋から冬にかけての株式下落の背景にも長短金利逆転が言われ、3カ月物VS5年、10年金利等の逆転は、しばしば起こってきました。 2年VS10年逆転は、2006年 -
【お知らせ】炎チャンネル第71回「大ぼらを吹く会社に注目?」をアップしました
2019-08-23 13:21億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場を語る炎チャンネル。第71回「大ぼらを吹く会社に注目?」がアップされました。 第71回「大ぼらを吹く会社に注目?」 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/1566527043 ぜひご視聴下さい。 相場のサマリーや個別銘柄動向などを5~6分にまとめておりますので、 ご登録頂ければ幸いです。 目下は無料番組ではありますが、価値あるコンテンツ作りに努めておりますので宜しくお願いします。
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■お知らせ 2本立てイベント同日開催!!石川臨太郎追悼企画&山本潤監修グロース銘柄研究発表会
2019-08-23 10:209月8日に2つのイベントを開催します!「石川臨太郎追悼企画 新刊資産を作る投資と遺す投資出版記念座談会」「山本潤監修 グロース銘柄発掘隊の銘柄研究発表会」第1部 石川臨太郎新刊「資産を作る投資と遺す投資」出版記念座談会 7月に上梓された故石川臨太郎氏の新刊「資産を作るための株式投資 資産を遺すための株式投資」出版を記念して、座談会を行います。 石川臨太郎氏とゆかりの深い2名に加え、石川臨太郎研究のエキスパートのシークレットゲストも参加予定です。 新刊のエッセンスと登壇者による多面的に評価した事柄などを解説します。 投資初心者からベテランまで全ての投資家へ示唆に富んだ内容です。 登壇者:山本潤(ダイヤモンドファイナンシャルリサーチ運用者) 松田憲明(イノベーターズ・フォーラム理事長) シークレットゲスト(お楽しみに!)第2部 山本潤監修 グロース銘柄発掘隊の銘柄研究発表会 -
有料メルマガライブラリから(303)「大きな下落をチャンスにできるように準備を始める」
2019-08-23 10:04有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「大きな下落をチャンスにできるように準備を始める」= (有料メルマガ第442回・2017/7/25配信号)※2017年7月現在の内容です。留意してお読み下さい。(前略) 株式投資など、資産運用は長い人生の友として、生きている間は継続的に行なっていき、トータルで大きな資産の形成が出来ていれば良いものです。 運用成績が低迷している時は、冷静に上記のことを意識して、銘柄選択が出来ているのに、運用成績が良くなってくると、忘れがちになる傾向があります。 いまの投資環境は、それほど良いとは感じませんが、投資 -
孫子と三賢人のビジネス その12
2019-08-23 10:02産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/9月号連載記事■その12 機先を制する●機先を制するというのは先に始めることではない 私が若いころは、他人よりも早くスタートする=「先陣を切る」というのは、有利なような気がして、とにかく他人よりも先に新しいこと始めたいという気持ちにあふれていました。多くの若者にも同じような傾向があるでしょう。 もちろん、若者がチャレンジしてリスクを負わなければ、世の中は発展しませんし、軍隊でも「先陣を切る」兵隊がいなければ戦いができません。その意味で「先陣を切る」人々が世の中に貢献しているのは確かですし、成功したときに多額の褒賞や名誉を得ることができるのも当然でしょう。 しかし「先陣を切る」ことが個々の人々にとって有利であるかどうかは全く別の問題です。例えば軍隊で先陣を切る人々は、敵の反撃にあって死ぬ確率が高い(ハイリスク -
運が実力のすべて その8
2019-08-23 10:00■貧乏は「脳」の病気■ 貧乏は「脳」の病気であることをご存知ですか(笑い) これもサンリ東海センター能力開発研究所代表 西田文郎先生の学説です。今日は「貧乏は脳の病気である」という西田学説とともに、西田先生の本には書かれていない自分が貧乏という脳の病気にかかっているかどうかの診断方法をお教えします。(笑い) まず西田学説のご紹介です。『貧乏になる人は、お金持ちになりたいと望んでいるのに、脳の条件づけに間違いがあるために自分の意思に反して貧乏のほうに進んでしまうのだそうです。脳に「貧乏」が条件づけられている人は、「この人は貧乏が好きで、貧乏になるのを喜んでいるのではないかと思うほど、ひたすら貧乏になるほうへ進んでいく。」というのです。「貧乏になる人は・ 貧乏になるものの考え方をしている・ 貧乏になる行動をとっている・ なぜか貧乏な人と付き合っている・ 貧乏があたりまえになっている・ 自分が金 -
無人化住宅展示場を展開する企業
2019-08-22 04:42株式市場が停滞局面を迎える中で何らかの突破口を見出そうとする動きも散見される。 先週、株価急騰劇を演じた熊本の住宅メーカー、LibWork(1431)もその一つかも知れません。 Qボード市場に上場していた同社は6月18日に東証マザーズ市場への上場を実現したが、その直前のQボード時代に1500円台の高値をつけていたものの、マザーズ上場後は2か月近い間、株価は穏健なまま1100円前後で推移した。マザーズ上場の際の15万株の公募増資(発行価格1083円)を踏まえての株価推移だったと思われるが、それが8月9日の6月決算発表後から一気に評価が高まり先週は2000円の大台乗せを演じている。 なぜここまで一気に人気化したのかはあくまで筆者の私見ではあるが、以下の理由を挙げることができる。1)これまではQボード上場で知名度が低く、住宅セクターということもあって評価が低かったが、マザーズ上場で認知度が高ま -
相川伸夫のGC注記・重要事象の説明&LCHD(8938)のフォロー除外のお知らせ
2019-08-22 04:40■ピックアップ銘柄LCHD(8938)の除外を決定! 8月14日のIRリリース『継続企業の前提に関する事項の注記についてのお知らせ』http://contents.xj-storage.jp/xcontents/89380/890b0c45/97d3/49dd/be92/1f706f7f7edd/140120190814488563.pdfを理由にこの度【除外を決定】しました。 私が億の近道でLCHDを初めて取り上げた時から2年4か月経って、あまりにも状況が変化し過ぎました(二転三転四転…)。正直これ以上私はLCHDの可能性を信じることは出来ません。 又、私の記事をきっかけにこれ以上の損を出していただきたくはありません(株は自己責任とはいえ)。 LCHDについては初動のタイミング(旧ロジコム時代)からウォッチをしてきました。これまでに400Hを超える時間を分析に費やしてきました。 その私か
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