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株式相場は今年に入ってやや停滞局面が続いてきましたので、先週の下げについてやや心配されている方も多いのかと思います。年初は強気の声の陰でリスク を意識しない状態が見られましたが、新興国経済など外部経済への懸念の台頭で、1ドル=105円台の円安水準から1ドル=102円台への円高局面が見ら れ、輸出関連への調整ムードが働く局面となってきました。
指数的には11月の安値14026円から12月高値16320円までの上げ幅2294円の半値押し、すなわち日経平均で15173円を目途とした調整と 考えていますが、相場に想定外の出来事はおきがち。週末のNYダウの大幅下落からはなおも下値を模索する可能性が考えられます。
昨年はキャピタルゲイン課税のアップ前の利益確定売りが随所に見られましたが、この水準以下では単純に売却した株式を買い戻すチャンスが来ていると前向きに考えておきたいと思います。
ただ、相場の内容は単純ではないと考えられます。為替動向次第では円安メリット株から内需型に物色気運が高まる可能性もあります。指数が頭重くなればこ のところ堅調な中小型株、個別株へシフトする動きがますます強くなる可能性もありますが、指数が顕著に値下がりすると中小型株にも影響します。
ここでの調整は3月決算の配当取りに向け格好のチャンスだろうと考えられます。株式相場で儲けるにはいかに全体が調整する局面で意中(年間を通じて好成果が期待できる)銘柄をしっかり仕込むかになります。
まだ買いそびれているNISA投資家にとっても投資するチャンスが生まれます。ここでは全体相場の上げ下げに関係なく年間を通じて上昇トレンドが期待される銘柄に投資するチャンスが生まれていると前向きに考えていきたいところです。
新興市場の通貨安、世界経済の混乱を日本は自国の経済の復興を果たしながら収拾する役割を米国とともに担っています。海外市場に比べてアベノミクスが ベースになっている日本にはまだ期待できる要素があります。1年間のアベノミクス相場の進化は成長戦略の具現化で新たな局面が期待されます。
株高の恩恵を受けた投資家はそのお金をどこに振り向けるでしょうか?
消費にしろ投資にしろお金の潮流はとどまることを知りません。法人税の引き下げというネタも出てきました。円安で海外資本が日本市場に関心を寄せている という事実もあります。投資家は自助努力でこうした調整局面でこそ新たな投資成果が得られる銘柄を見出していくことが必要です。
相場の潮流を見極めながらここでの投資チャンスを大いに活用したいところです。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
指数的には11月の安値14026円から12月高値16320円までの上げ幅2294円の半値押し、すなわち日経平均で15173円を目途とした調整と 考えていますが、相場に想定外の出来事はおきがち。週末のNYダウの大幅下落からはなおも下値を模索する可能性が考えられます。
昨年はキャピタルゲイン課税のアップ前の利益確定売りが随所に見られましたが、この水準以下では単純に売却した株式を買い戻すチャンスが来ていると前向きに考えておきたいと思います。
ただ、相場の内容は単純ではないと考えられます。為替動向次第では円安メリット株から内需型に物色気運が高まる可能性もあります。指数が頭重くなればこ のところ堅調な中小型株、個別株へシフトする動きがますます強くなる可能性もありますが、指数が顕著に値下がりすると中小型株にも影響します。
ここでの調整は3月決算の配当取りに向け格好のチャンスだろうと考えられます。株式相場で儲けるにはいかに全体が調整する局面で意中(年間を通じて好成果が期待できる)銘柄をしっかり仕込むかになります。
まだ買いそびれているNISA投資家にとっても投資するチャンスが生まれます。ここでは全体相場の上げ下げに関係なく年間を通じて上昇トレンドが期待される銘柄に投資するチャンスが生まれていると前向きに考えていきたいところです。
新興市場の通貨安、世界経済の混乱を日本は自国の経済の復興を果たしながら収拾する役割を米国とともに担っています。海外市場に比べてアベノミクスが ベースになっている日本にはまだ期待できる要素があります。1年間のアベノミクス相場の進化は成長戦略の具現化で新たな局面が期待されます。
株高の恩恵を受けた投資家はそのお金をどこに振り向けるでしょうか?
消費にしろ投資にしろお金の潮流はとどまることを知りません。法人税の引き下げというネタも出てきました。円安で海外資本が日本市場に関心を寄せている という事実もあります。投資家は自助努力でこうした調整局面でこそ新たな投資成果が得られる銘柄を見出していくことが必要です。
相場の潮流を見極めながらここでの投資チャンスを大いに活用したいところです。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)