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記事 21件
  • 日本の株式市場

    2013-03-18 12:19  
    月曜日の日経で「2大バラマキ政党制」と書いてあったコラムに思わず笑ってしまいました。「政権を取れば直ぐにでも18兆円の財源を掘り起こす」と豪語 しながら殆ど掘り起こせずバラマキに終始した民主党。まあ、小沢氏の無茶な選挙対策だったのでしょうが、自民党(○ホウ太郎政権)に辟易していた有権者は ウソと知りつつも、泣きながら民主党に投票した訳です。が…、支援団体である公務員労組がその財源を牛耳っているのですから「どうなることやら?」と見て いたら案の定でした(呆)。まあ、民主党も幾つかは良い仕事をしましたが、何せ酷い(ド素人)仕事が多かった…。  日経のコラムは無駄の無い効果的な歳出を望んだ内容と思いますが、人口が50年後に8,000万人台まで減るのですから、無駄の削減程度では無く、今か ら一歩踏み出して、30年後の人口1億人前後?を前提とした国土強靭化策や財政政策を検討するのが良いと思っています
  • 為替市場動向~日米欧、金融緩和出口への遠近~

    2013-03-14 16:31  
    かねてより注目されてきた日銀総裁人事も次期総裁に黒田氏が就任する見通しとなり、かなり踏み込んだ大胆な金融緩和が進められるとの期待が市場で増殖しています。  「できることは何でもやる」という黒田次期日銀総裁候補の国会所信聴取での発言は以前より期待が高かったせいか直球で市場に株高円安で影響はしませんで した。今後は「何を実際やるのか?」という点に関心が移ったようです。言葉尻をとって、「できることは何でもやるけど、できないことはやらない?」という ような言葉も聞かれですが、それは別として、就任後「これまでの緩和とどう違うのか?」「どのくらい大胆なのか?」に関心が注がれます。大きな期待という 発射台からのスタートなので失望という反応があることにも気をつけておきたいところです。  これで、安倍政権の経済政策の第一項目である大胆な金融緩和政策がやっと4月から始まりますが、相場は既にしっかり魚の頭の部分
  • 有料メルマガライブラリから(53)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

    2013-03-14 15:02  
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==   (有料メルマガ第52回・2009/12/22配信号) 【前略】  会社四季報、会社情報、株データブックを参考にしますが、この中で一番使いやすく、使い込むのが会社四季報です。  ただ会社四季報は記者独自の視点で、会社の業績予想とは違う業績予想を載せてきます。記者の実力などから、会社四季報独自の業績予想にもバラつきがあり、過去の流れから業績の流れを捉えようとする場合は、会社四季報独自の業績予想が邪魔になることも多いです。
  • 期待を裏切った銘柄をどうするか

    2013-03-13 12:06  
    全体相場が上昇しているのに下落を続けているか株価が上昇しない銘柄が過去3か月の中にはいくつもあります。  そうした投資家の期待を裏切った株の動向を吟味するのも案外面白いものです。  個別銘柄の名前を敢えて今回は伏せておきますが読者の皆さんの方で推察願います。  ここで言う期待とはもちろん業績向上の期待です。株式市場には約3600もの企業が上場し、その経営者は株主のために企業価値を高めようと努めています。  単純に言うと業績は売上(収入)の拡大によってもたらされるケース、コスト削減によってもたらされるケースがあります。企業は未来に向けて継続した成長 を期待されているわけですが、既存ビジネスの先行きが暗いのであれば新たな事業に多少の経費をかけてでも取組む必要があります。  売上が拡大し利益も伸びているような企業に投資家は基本的に投資してリターンを上げることになりますが最近の創薬ベンチャーのよう
  • 老子と投資 第79章

    2013-03-13 12:02  
    今回も、老子の第79章を題材に、投資の本質へ迫ってみます。79、大怨を和すれば、必らず余怨有り ○怒りは恨みを残す最悪の手段。 ○深刻な恨みは、問題が解決した後も、いつまでも消えないものだ。 ○賢人は相手から借用証を預かっていても、だからと言って督促や取立てをしたりはしない。 ○薄情なのは税の取立人と言われるが、賢人はそのような薄情なことは決してしない。 ○TAO(道)はいつでも善人の味方である。  「仮面ライダー」は、日本人なら誰もが知っているヒーローでしょう。そして、宿敵は「ショッカ―」!正義のヒーローが、悪人をなぎ倒していくのは気持ちが良いものです。  ただ、仮面ライダーに夢中になっていた少年時代から疑問がくすぶっていました。「ショッカーの隊員には妻子がいるのではないか?」ということです。たし かに、ショッカーの隊員は悪人かもしれませんが、彼らの妻子には罪が無い可能性があります。ある
  • 株式相場は期待と失望の繰り返し

    2013-03-13 12:00  
    デフレ脱却を目指したアベノミクスが打ち出されて、わずか3か月余りでついに日経平均は12000円台にまで戻ってきました。この結果、株式相場がリー マンショック前の水準となったというコメントがメディアで飛び交い先行きの景気が明るいものになるという期待も高まっています。  株式相場が上がることは株式市場に向き合い、株式投資を行っている方にしては明るい話題ですし、現実にリスクマネーを投じておられる方には朗報と言えます。  ただ、株には興味ないという方には直接的なプラスはない状況なのかも知れません。円安で物価の上昇がみられ、株式に縁のない庶民生活を送る方にはむしろ今後の生活不安が巻き起こる可能性があります。  株式市場は期待と失望の繰り返しで変動を続けます。  今回の相場は期待が一定の期間続くという判断の下で海外からの投資資金も加わり、息の長い上昇相場が続いていると言えます。  全体相場が急ピッチで
  • 市場のマネジメントその3

    2013-03-08 16:05  
    まず、先月追加した(自称)割安銘柄は今のところ(僅かに(笑))順調です。丹念に調べて投資すれば報われる…って市場に早く戻って欲しいですね。まだ 勉強を始めたばかりと言う方にも、インデックスファンドや外国債券、REITなど少額で良いので、まずは自分で考えて投資してみる…といった行動をお勧め したいです。やはり「自分の大事なお金を自分で考えて投資する」のが最も良い勉強法と考えています。  話は変わって、先週のメルマガでは、 「規制当局は監督先企業に対して独自の思惑による様々な規制が可能であり、業界を牛耳っています。」…などと書きましたが、金融関連の監督当局においては、今年こそ本当に金融市場の発展に繋がるプロの仕事をして頂きたいと思っています。  知り合いの金融関係者達からは頻繁に当局に対する不満や愚痴を聞きます。市場育成や公正さに繋がる(本当に必要な)仕事よりも形式的な検査や報告などの 「善良
  • 平成25年度の税制改正について(法人税編)

    2013-03-07 15:17  
    前回に引き続き、1月29日に閣議決定された税制大綱の中身をチェックしていきましょう。今回は法人課税についてです。  今回の法人税の部分改正では、民間の投資促進や雇用促進を意図するような改正を行っています。その内容を確認してみましょう。1.民間投資の喚起と雇用・所得の拡大・国内の生産等設備投資額を一定以上増加させた場合にその生産等設備を構成する機械装置の取得価額の30%の特別償却又は3%の税額控除ができる制度を創設  国内の新規設備投資に関して、特別償却と税額控除を認めて、投資を促そうという試みです。  私の周りでも昨年の太陽光パネルの特別償却(100%)に関しては、節税目的で利用される方が大変多く存在しました。そのことを考慮すると今回のように償却率の変化で新規投資を促すと言うコンセプト自体は効果があるものだと考えます。  あとは30%の特別償却と言う数字が中途半端な感じがしますが、それでど
  • 有料メルマガライブラリから(52) 投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

    2013-03-06 13:38  
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==   (有料メルマガ第50回・2009/12/08配信号) 【前略】  株価が変動する要因は、いろいろあります。その要因のなかで比較的に株価が上がる確率が高いと考えられるものに、業績が良くなっていくというものがあります。  企業の利益が継続的に増加していく。これは株価が上昇する一番、素直な条件だと思います。しかし毎期、毎期着実に増収増益を続けている企業でも、毎日のように株価は上下に変動し、相場環境によっては大きく下落すること
  • そこで語られたこと

    2013-03-05 17:44  
    企業の評価は定量的なものと定性的なものによる組み合わせによってなされると考えられます。  多くのアナリストがこれらを見極めながらレポートしようとします。現在は3月期決算企業なら第3四半期までの定量データが明らかになっており、通期をほぼ見通せる段階まで来ています。また、来期の業績にも関心が寄せられ、その動向を探ろうとします。  取材の多くは集合的なプレゼンによることが多いのかも知れませんが、時間を割いて個別に面談し質問を重ねていきます。  証券アナリスト協会は会員であるアナリスト向けに企業説明会を開催しており、私も頻繁に関心を持った企業のプレゼンには出向いています。                   ◇  たった30分で終わった先週の鈴木(6785)という長野を拠点とした金型やコネクター部品会社の第2四半期の業績はまだすこぶる本調子とは言えない が、徐々に上向いているとの感触を得ました。同