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有料メルマガライブラリから(98)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

2014-03-13 14:40
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
     なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


    ==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
      (有料メルマガ第53回・2009/12/29配信号)

    【前略】

     四季報で見つけた銘柄も、このメルマガで研究対象とした銘柄も、その時々の投資環境にピッタリと一致していることは、なかなか難しいです。

     企業の株価が、その企業の実際の企業価値(=資産価値+事業価値)から大幅に乖離して安値に投げ売られている時は、ほとんどの投資家が、その企業を見限って投資を敬遠している時だと考えて、ほぼ間違いないと思います。
     安いときに投資しても、市場の動きに付和雷同する既存投資家が投げ売りしてくれば大型株でも、あっという間に株価が半分以下になったことを、私も含めて ほとんどの投資家が実感された2008年及び2009年の日本株式市場だったと思います。大型株でもそうですから、投資家の限られた小型株などは大型株以 上の下落と、株価の長い底這いを余儀なくされてしまいます。

     サブプライム問題のためにリーマン破綻が起きたときからの恐ろしさ。私は9.11同時多発テロが起きたときより、強い恐怖感を持ちました。私の経済環境 がサラリーマンを卒業して、自分の投資からの運用益で生活していかなければならない状況に変わっていたからかもしれません。

     そのような時に、割安の株を見つけてもなかなか投資の実行には踏み切れないし、実際に投資したとしても、あまりにも長い間同じ値段で安値に放置されてし まっているだけなら我慢もできますが、安いところから更に下に大きく投げ売られてしまうと、市場に付和雷同させられて、一緒に投げ売りさせられるリスクも 高まってしまいます。

     そこで、投資しても良いと判断できる企業を見つけても、直ぐに投資を実行しないでウォッチ・リストを作っておいて1週間ごとにチェックをしておく。こんな管理が大事だと考えます。

     研究メルマガをはじめたときからレポート対象にしようとリストアップしておいた銘柄がいくつもあります。業績が当初から良い(=低PERで低PBRを兼 ね備えたバリュー株)企業でも、一旦悪化した業績が回復して(=高PER、低PBRな状況から低PERで低PBRを兼ね備えた状況に変わって)も、ちっと も株価に上がる傾向が見えないとお蔵入りさせていたものもいくつもあります。そしてお蔵入りさせたままにしていたところいつの間にか2倍以上の株価位置に 変わっていました。

    【中略】

     あまりにも投資環境の変化が激しくて、常に投資環境に最適な企業を研究対象として取り上げることは難しいですが、研究した銘柄をウォッチ・リストに入れておき、忘れてしまわないようにしておく。そのような形で活用していただくとうれしいです。

    【中略】

     このようにチェックを忘れないで株価や出来高の変化を1週間ごとに確認していくことが、大きく資産を増やすチャンスを与えてくれることが多いです。

     ウォッチ・リストを作っておき、一週間に一度でも株価を確認しておくことは、その企業に対する投資資金の集まり具合を見逃さない、良い方法だと考えます。

    【後略】

    経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

    ★有料メルマガはこのほかにも特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」があります。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。

     本日配信の有料メルマガでは、業績に不安が無く、業界3位の強い営業基盤を持ち、低PBRの優待企業を研究銘柄として掲載しています。
     また、コラムでは、「いよいよ日本株への最大の投資家である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の改正案が見え始め日本株のリバウンドが始まっ た」と題し、GPIFの運用方針の変更がどのように市場に影響するかを考察しております。また、直近の研究銘柄で掲載した優待銘柄のその後の値動きについ て確認しつつ、今後、他のセクターで同様の優待銘柄を複数挙げ、権利落ちをチャンスに転嫁できるか言及しています。

     今週金曜までに購読された方には、もれなく今週配信号も差し上げます。
     是非この機会にご購読下さい。

    有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
    詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

    過去サンプル(研究銘柄)
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4234
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4244

    過去サンプル(コラム)
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4222
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4235
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4245
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4256

    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆 様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化して いる可能性があります。)
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