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有料メルマガライブラリから(343)「『休むも相場』という言葉も意識することも大事」
2020-07-14 01:36有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「『休むも相場』という言葉も意識することも大事」= (有料メルマガ第488回・2018/7/3配信号)【前略】 私が若いころにも「戦後、強くなったのは女性とストッキング」などとよく言われていました。そして私が60歳を超えたいまでは、ますます日本の女性は元気になった。元気すぎると感じます。 女性が元気が良いというより、草食男子といわれるように男性が優しく、やわになったのかもしれません。 父親が不況に打ちひしがれてしょぼくれて縮んでしまったので、それを見て育った男性諸君が草食化してしまったのかもしれ -
有料メルマガライブラリから(329)「投資環境が悪い時は、企業そのものに焦点を当ててじっくりと」
2020-03-23 13:39有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「投資環境が悪い時は、企業そのものに焦点を当ててじっくりと」= (有料メルマガ第349回・2015/9/29配信号)※注 2015年9月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 株式投資においてはファンダメンタルズ分析とかテクニカル分析とかを利用して、利益を上げようと努力することが多いです。 しかし、投資環境が悪化して、株価が大きく下落すると、ファンダメンタルズ分析とかテクニカル分析とかは多くの投資家の頭の中から消え去って、恐怖心で動いてしまうことが多くなります。 しかし冷静さを維持しているファン -
株の玉手箱 上がる銘柄の必要条件を理解する
2020-02-09 12:41今年に入り乱高下の相場が続き、高値で買い、安値で売らされ売買損失の連続が続いていると言うことはありませんか? 今年のようにイラン米国紛争や新型ウィルスの拡散問題で相場が乱高下するときには、必ず過去に同じような出来事がなかったかを検証し、振り返ることが大事です。 株価にも同じことが言えます。 その時、その後どう動いたかを検証し株価の推移を分析する、まさしくチャート分析がそれなのです。 チャート分析にはいろいろな手法があるので、自分に合うものを見つけ出し使うことをお勧めいたします。何が当たる、何が当たらないではなく、あくまでもテクニカル分析は相場観測の道具の一つです。 使わないと知らないことと一緒です。 使ってみれば、使い勝手もわかります。 今回はテクニカル面とファンダメンタル面の、両方からのアプローチで銘柄を取り上げます。----------------『外食の勝ち組で業界トップを狙う』◆ -
ファンダメンタルズ分析入門(7)
2020-02-05 15:22※このコラムは、2005年10月11日に掲載されたものです。
当時の経済的背景に基づいていますので、ご留意の上お読み下さい。
★投資タイミングは決算発表後すぐにやってくる(その3) 第3のカーブと第4のカーブは、業績や景気のピークアウトから、再度、ボトムをつけるまでの局面です。この局面の前半部分が第3のカーブです。ピークアウトから下降局面の途中までです。この第3のカーブで起こることは、(1)増益企業が一気に減益に転じてしまう(2)減益になった企業はさらに減益率が悪化してしまう(3)黒字化を果たした企業が赤字に転落してしまう(4)赤字企業は赤字を拡大してしまう散々なことが起こるのです。悲劇の連続です。この右肩下がりの急カーブでは、キャッシュポジション・オンリーとするべきで、株という株はすべて売却して、現金のみのポジションが好ましい局面です。株価が急落するのはこんな局面です。もし、ピークアウ -
ファンダメンタルズ分析入門(6)
2020-01-18 15:04JUGEMテーマ:株・投資
★投資タイミングは決算発表後すぐにやってくる(その2)「増益率の変化の度合いで買いのタイミングを探る」という説明をもう少しさせてください。景気や業績動向にもサイクルがあります。サイクルとは循環という意味で、回復局面があって、ピークがあって、下降局面があって、そしてボトムがあります。ボトムから次のボトムに向かうまでのサイクルをひとつのサイクルとしてみます。このサイクルを2つに分割します。ボトムからピークへいく局面。そして、ピークから再びボトムへ向かう局面の2つです。どちらの局面で株は買うべきでしょうか。ここで多くの方は、「ボトムからピークへ向かう局面で株を買うべきだ」と考えるでしょう。ところが、それは正しい答えではありません。それならば、業績がボトムへ向かう局面で株を買うべきでしょうか。それも残念ながら違うのです。買いのタイミングを思い出してください。ボトムからピ -
有料メルマガライブラリから(321)「需給を強く意識し分散投資で守りを強化して荒れる相場へ対応」
2020-01-08 22:27有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「需給を強く意識し分散投資で守りを強化して荒れる相場へ対応」= (有料メルマガ第363回・2016/1/12配信号)※注 2016年1月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 やはり分散投資はどんな投資環境の時にも有効性を発揮した。2016年の株式市場もいままで以上に株価が乱高下しそうなので、この経験を活かして分散化を強くしよう。また年末のコラムに書いたように日本株が大きく下げてバーゲンセールになったときに、狙っていた株を買えるように、キャッシュ・ポジションを高めておきたい。このように考えました -
億近クラシックス2005:ファンダメンタルズ分析入門(5)
2019-12-28 12:34JUGEMテーマ:株・投資
★連結優先 単体と連結(その1) さて、本決算ですが、連結優先で考えてください。本決算には2つの種類があります。ひとつはグループ経営の状態を表す連結決算。もうひとつは、親会社のみの収益動向を表す単独決算です。連結優先とは、連結決算を優先的に採用して売買タイミングを判断してくださいという意味です。ただし、連結決算がない単独決算だけの企業場合は、単体の決算を基準に判断するということです。単体の決算でみるべきところは、表紙に書かれている「今期の配当予想」です。それ以外はすべて連結の利益の数字を判断材料にしてください。★投資タイミングは決算発表後すぐにやってくる 遅かれ早かれ、会社の決算発表時の予想数値が市場コンセンサスを醸成するようになります。ですから、増益率の改善がわかった瞬間、つまり、決算発表時が投資判断のベストタイミングです。利益率の変化の度合いを計り、買いを決 -
ファンダメンタルズ分析入門(4)
2019-12-24 22:37JUGEMテーマ:株・投資
■モメンタム 増益率の変化をモメンタムといいます。企業の「収益モメンタムが強い」という表現を使います。投資家が好感するのはモメンタムの強い企業です。なかなか日本語になりにくい言葉ですが、言い換えるなら、「増益率の高さ」でしょうか。逆に、「収益モメンタムが低下している、悪化している」ときは、株価は冴えない展開となります。 非常に重要なポイントなので、覚えておいてほしいのですが、かなり高い増益率を達成したとしてもモメンタムが低下する場合があるのです。いくら増益を続けても収益モメンタムが低下して、株価は下がってしまうことがあるのです。たとえば、こんな場合です。前期に100%の増益率を達成した企業があるとしましょう。増益率100%といえば、収益が1年で2倍になったということです。その企業が本決算の発表で、今期の増益率を30%で発表したとしましょう。30%の増益率といえば -
ファンダメンタルズ分析入門(3)
2019-12-11 00:02JUGEMテーマ:株・投資
※このコラムは、2005年9月13日に掲載されたものです。
当時の経済的背景に基づいていますので、ご留意の上お読み下さい。
■原則その1 投資タイミングについて■本決算短信の表紙からわかること★本決算の短信~決算期末日から1-2ヵ月後に、本決算の短信がリリースされます。 本決算の短信には、通期の業績動向が記載されています。短信のリリースは、決算発表日と呼ばれています。本決算の発表日は、投資家が1年で最も注目している日です。 短信のリリースが、あらゆる決算情報の中で最も迅速です。情報の正確性や量は、有価証券報告書が短信に勝ります。有価証券報告書は監査法人の監査を通っているために、リリースが短信よりも1-2ヶ月遅れてしまいます。速報性の高い短信をベースに投資家は売買判断を施し、その後の有価証券報告書をじっくりと分析することによって、投資判断の是非を確かめるというの -
億近クラシックス2005:ファンダメンタルズ分析入門(2)
2019-11-28 14:19※このコラムは、2005年9月6日に掲載されたものです。
当時の経済的背景に基づいていますので、ご留意の上お読み下さい。
JUGEMテーマ:株・投資
■ファンダメンタルズ分析で売買タイミングがわかる?★キーワードは「前期」と「今期」。そして「減益」と「増益」 企業業績では、今年の決算期のことを今期、前の年の決算期のことを前期といいます。 例をあげましょう。 過去数年、連続して業績を伸ばしている企業があるとします。これを「増益基調」型企業とし、仮に企業Aと名づけます。 さて、増益基調とは、利益が毎年増加傾向にあることです。 一方で、前期(前決算年度)は減益(利益が減ること)になった企業があるとします。これを「前期減益」型の企業とします。この会社を企業Bとします。 前期減益型の企業Bは、今期は一転、増益となる見通しです。 さて、AとBのどちらの企業の株を買うのがよいのでしょうか。 さて、増益
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