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記事 3622件
  • 先週末ストップ高を演じたアクセル(6730)株の投資魅力

    2022-09-28 15:36  

     全体相場波乱の中で先週目を引いた銘柄がアクセル(6730)である。 同社は設立は1996年2月でその6年後の2002年にIPO。パチンコパチスロ機器向けグラフィックLSIや音源用LSIで現在も高い市場シェア(50%)を有しており、その優れた技術力が同社の収益力の源泉となっている。 パチンコ産業は衰退産業のようにも言われるが、ホールの運営まで含めた市場規模は現在も約14兆円と最大のレジャー産業となっている。 確かにホールの軒数は昨年度8458店舗と4年前の1万596軒(ピークは1995年の1万8244軒)から減少しており、連れてパチンコ・パチスロ遊技機の販売台数も減少傾向にあるが、2021年度は新規則移行で増加。今年度も拡大基調にあり店舗数は減少傾向にあっても大型化も背景にあって一定の市場規模を擁していると言える。 そこでは来場者を楽しませるための新台の設置が絶えず行われており、遊技機メ
  • 有料メルマガライブラリから(445)「バリュー投資について考えたこと」

    2022-09-22 13:13  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「バリュー投資について考えたこと」= (有料メルマガ第261回・2014/1/14配信号)※注 2014年1月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 バリュー投資を一言でいうとどうなるか。私が30年近くかかって、やっと得た結論は「バリュー投資、それは『我慢』である」ということです。 バリュー投資を志すと、よくバリュートラップに引っかかります。【中略】 バリュー株というのは投資指標的に言えば低PERや低PBRが多いです。その企業の本源的(=本当の)価値と株価を比較すると、本源的価値より株価が安い
  • 長期投資の入門 第8回 長期の技術のトレンドの筋

    2022-09-21 22:52  

    =長期の技術のトレンドの筋= 長期投資の筋として、製品の付加価値の上昇と付加価値当たりの費用の下落とが共存するイノベーショントレンドがあることをお話しました。☆よい長期の技術のパターンその1:表面積が付加価値 表面積が付加価値になっている場合は、触媒や半導体など、界面が作用するケースで、どんどん薄化するとか、小型化するとかすることで、付加価値あたりの費用という相対的な指数(いわゆる比率)を改善することができたのでした。 これは中身が詰まった金属の塊を想定してください。 たとえば銅の塊を極薄に引き延ばすことで箔にすると、どんどん表面積を大きくすることができますね。立方体でその中身は詰まっているイメージ。☆よい長期の技術のパターンその2:体積が付加価値 逆に体積が付加価値で表面積が費用の場合、主に空間、中身が空気であるものが多いのですが、段ボール箱のようなものを想定してください。段ボール箱は
  • なぜ時価総額が増えない

    2022-09-20 20:13  

     あっという間に秋ですね。もう今年の3/4ほどが終わりました。 あと数か月もすればアベノミクスが始まって10年になります。 残念なことに安倍元首相はお亡くなりになりました。 個人的には国葬はやるべきと思います。日本国の世界におけるプレゼンス向上や国益と言う大局的な観点から。世界のトップ級の要人が多数来日する機会を利用して日本をアピールする場にすべきです。 多少落ち込んだとは言え依然として世界第三位の経済大国であり、アジア唯一のG7参加国、且つ世界から見れば(スイスと並び、平和を尊ぶ)永世中立国です。国際政治では様々な機会を活用し国益を追求せねばいけません。 十数億円程度の国葬予算やモリカケ・サクラ問題など世界から見たら些末な話であり、5万円のバラマキ愚策(住民税非課税世帯=8割方は年金受給世帯)などより余程国益に貢献します。中国狂産党から見たら、何と細かなことで諍いをする小さな国民だろう
  • 物価が15年で3倍になる時代!子供たちに燃え尽きない教育を

    2022-09-16 22:15  

     iPhone1台約28万円。 2022年9月に発表されたiPhone14シリーズの最上位機種の価格は、私がかつて証券会社で受け取った「初任給」をはるかに上回る価格です。下位の機種でも約14万円です。 億近読者の皆様こんにちは。 子を持つ親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。 今回は、iPhoneの価格から気付きを得た、「子供を燃え尽きさせない教育」について解説します。 話を戻します。 iPhoneは、登場してから15年が経ちますが、その間で新機種の価格は約3倍になったことになります。複利で年率8%ずつ上昇したことになります。 この価格上昇率は、アメリカの現在のインフレ率と同じです。 2022年7月のアメリカの消費者物価指数は、前年比プラス8%超になっています。8%は15年複利で約3倍になる数字です。 平均的な物の価格が、iPhone並みのペースで上が
  • 有料メルマガライブラリから(444)「『偶然で稼げた』を『必然で稼げる』に変える努力」

    2022-09-15 12:58  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「『偶然で稼げた』を『必然で稼げる』に変える努力」= (有料メルマガ第294回・2014/9/9配信号)※注 2014年9月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 株式などのリスク資産に投資する時は「リスクは避けるものではなく管理するものである」ということを知った上でバトルフィールドに参加することが必要です。この点については従来からこのコラムで、くどいくらい何度も触れてきました。 株式投資ばかりではなく、仕事でも、人生でも、常にリスクは存在しています。リスクは避けようとしても避けられるものでは
  • 放置銘柄の復活

    2022-09-14 14:15  

     日本株は円安局面下で比較的底堅い展開が見られますが、このところの皆様の運用成果は実際にはいかがでしょうか。 日々の株価変動に関心をお持ちの皆様にとって過去などどうでも良いと思われるのかも知れませんが、多少振り返って見るのも時には大切です。 先週末の日経平均は2万8214.75円。昨年末の日経平均は2万8791.71円でしたので2%ほどマイナスの水準です。 一方でTOPIXは先週末が1965.53。昨年末の1992.33に対して1.3%のマイナスとなっており、日経平均よりも下げていないようです。 日経平均もTOPIXも昨年の秋にそれぞれ高値をつけましたが、その調整が3月にかけ見られ、下振れを見せたのですが、その後は徐々に戻ってきています。つまり令和4年の株式市場は年初から春先にかけ調整が入ったものの、短期に調整を終えてジリ高歩調になってきたという流れになります。 この間に起きたイベントで
  • 令和4年のIPO市場

    2022-09-14 14:13  

     8月5日以来、途切れてきました今年のIPOですが、9月13日のジャパニアス(9558)という先端エンジニアリング企業の登場からまた再開です。 令和4年のIPOは2月3日のRecorvery International(9214・グロース)から8月5日のクラシコム(7110・グロース)まで43銘柄が取引されそれぞれに市場での関心を集めてきました。 悲喜こもごものIPO市場。 将来、成長する可能性のあるIPO銘柄に関心をお寄せの投資家の皆様も、機械的な取り組みをされている投資家の皆様も、その成果に違いは出ているかと思われます。せっかく申し込んだ公募が当たったと言っても初値が公募価格を割れたりもしますし、一方で人気を集めて初値が2倍以上となったケースも見られます。上場してからも上値を追うケースもあれば、上場後の高値から株価が3か月程度で半値水準にまで下落したりと様々なケースが見出せます。 令
  • この会社知ってますか?

    2022-09-14 14:11  

     ご存知の通り、日本には3800もの銘柄が上場し、投資家の皆さんは売買されて楽しんでおられるかと思います。 古い企業もあれば直近IPOしたばかりの企業もあり、皆さんが知らないような会社もあるのかも知れません。 本日は最近企業名を変えたか、IPO予定の企業を簡単なクイズ形式で取り上げてみます。 〇×式のクイズ(全8問)としますのでその答えは近日中に億の近道バックナンバーページに掲載します。 なお、Q8だけは答えを次回の本コラムでお知らせしますので宜しくお願いします。Q1:BIPROGYは凸版印刷系の企業です。A1:  〇   ×Q2:ICは半導体のメーカーです。A2:  〇   ×Q3:三愛オブリはリコーの親戚です。A3:  〇   ×Q4:岡山に新工場を建設予定のJ―MAXは今期予想PERが10倍以上で評価されています。A4:  〇   ×Q5:JPMCは賃貸住宅管理ビジネスで高成長を目
  • 長期投資の入門 第7回 勝利の方程式を満たす銘柄群は存在する

    2022-09-13 12:23  

    =勝利の方程式を満たす銘柄群は存在する= 前回紹介した「勝利の方程式」を満たす投資対象はあるのでしょうか。 多数あるのです。 たとえば省人化のサービスです。 省人化とは人の仕事を機械やITシステムで置き換えることです。 たとえば昔は目の良い若い人を大量に目視検査などに動員していましたが、いまではCMOSセンサで無人で行うようになります。多くの製造業は労働力をアジアなどの低賃金国に依存していますが、新興国の労務費は毎年のように上がります。すると人件費を代替できる製品やサービスの価値も毎年のように上がることになります。 テクノロジーの発展により人の仕事を置き換える領域はますます増えていきます。単純作業から仕事はロボットなどの自動化設備に置き換えられています。 数量増が期待できる市場は多数あります。 人の仕事を置き換える自動化関連の市場は対象がヒトであるため、世界の人口がこれからも増えるため、