-
メタンハイドレートと地熱発電は日本を救う?
2016-12-21 00:35
世界は石油資源を巡って紛争が絶えない。過去の歴史を見ても第2次世界大戦は資源を巡る戦争だったということも言えます。 このように過去一貫して石油輸入大国として存在してきた日本もそうした紛争の片棒を担いできたのかも知れません。 サウジやイランから石油を輸入し火力電力所や自動車燃料に使われ、製品が製造されてそれが輸出され外貨を得る経済の循環が日本には見られますが、もしかしたら日本には資源がないと思われていて、高い原油を買わされてきたのかも知れませんが、どうやら日本には資源があってそれを使ってこなかった。また資源創出のための大変に優れた技術があってそれを活用したら資源は安価に作れるとなれば話は違ってきます。 ロシアとの経済関係も資源を中東に依存しないで済む方法としてロシアの地下資源に白羽の矢が立ったとも言えますので日本経済は資源を巡る施策がポイントを握っているようにも思われます。 米 -
バリュー株礼賛
2016-12-21 00:31
日本株の多くは成長株よりもバリュー株に成り下がっています。バリュー株の定義は投資家の主観によって多少異なるかと思いますが、バランスシート上の資産が大きいのに株価の位置が低くて時価総額が自己資本を大きく下回っている銘柄群、つまりPBRが1倍を大きく下回っている銘柄のことだと位置づけられます。 バリュー株はPER、PBR、配当利回りの3つの指標がいずれも市場平均を下回っている銘柄のことだとも言えます。今や銀行株など日本を代表する大企業も軒並みバリュー株に成り下がっています。 成長株という定義は更にあいまいですが、とにかく業績、とりわけ利益が継続的に大きく伸びていく銘柄のことを指すのが基本です。 億の近道の執筆陣も含めて多くの投資家がバリュー株に着目しての投資を基本的に心がけておられるものと思います。私もそうした投資手法に賛成ですが、そこに成長性の視点を加えることで大きな成果が得られ -
過度に有頂天になってはいけない株式相場
2016-12-21 00:29
有名株式雑誌からのアンケート調査が私のところにも来ています。トランプ相場の流れに乗って株式相場は上昇機運が継続していますので2017年は明るい見通しを描くのが一般的になるかと思いますが、有頂天になり過ぎるとまた咎めが出る可能性があります。 日本の株式相場は米国のように高値圏にある訳ではなく依然として1989年のピークからは単純に半分の水準にある点を改めて考えておかないとなりません。 ただ、途中において指数採用銘柄が入れ替わった結果の状況でもあり、実際には既に相場水準はバブル期に迫っているのかも知れません。 とは言え、ファーストリテイリングやソフトバンク、ファナックなどで支えられてきた日経平均がこの先も日本株を象徴する指数として存在し続ける限りは、このアンケート見通しに答えていかないとなりません。 冷静に見ると為替が円安になれば日経平均は上がる。反対に円高になれば下がるの理屈で -
情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄(2)
2016-12-21 00:04
前回12月5日に初回の執筆をさせて頂いた情熱投資家の相川伸夫です。 初めての執筆ということもあり、みなさまからの反響がどうなるのか心配だったのですが、好評頂けたとのことで大変うれしく思っております。ありがとうございます! ぜひ、コラムを読み終えて『良いな!』 又は、『良くねえな!』等思われましたら↓のURLからクリック、ご意見などよろしくお願いします。 執筆の励みとなります!!■山王(3441)の続報! 12月5日(月)にこちらで取り上げさせて頂きましたところ、出来高は前日比15倍。先週の金曜日の終値では453円⇒560円の23%UPと驚くばかりです。 12月8日(木)~12月10日(土)に行われていたエコプロダクツ2016へも取材で行かせて頂きました。 今日のメルマガでは… 【水素透過膜】がもたらす水素社会への可能性 【銀めっきアクリル粒子】がもたらす業績への可能性 -
市場潮流
2016-12-19 23:24
今週(12月12~16日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で404円78銭上昇し(率にして2.1%の上昇)、1万9401円15銭で取引を終えました。6週連続の上昇です。今週の立会い5日間は全て上昇、本日16日で9日続伸となりました。 米国株の上昇、円安・ドル高を背景とする海外投資家の買いが連日の相場上昇を牽引しましたが、東証一部の騰落レシオ(25日移動平均)は16日で156.07に達しています。さすがに、過熱感がありますね。 ただ、円安の進行が続くため、輸出型の加工製造業(機械、電機・精密、自動車)を中心に、国内主要企業の業績改善期待が大きく盛り上がっています。 今16年度は営業減益との予想でしたが、5期連続の営業増益に転じる可能性が出てきました。 金利上昇、原油はじめ資源市況の上昇、円安進行と、経済環境はにわかにインフレ色を帯びてきました。世界的に、「本格的にインフレに -
標準的な資産運用の在り方~金融レポート報告~
2016-12-16 13:19
前回のメルマガに続きまして、金融庁の金融レポートを読んだ感想です。 前回:http://www.okuchika.net/?eid=6723 金融レポート:http://www.fsa.go.jp/news/28/20160915-4/01.pdf 前回のメルマガでは、金融庁が既存金融機関の運用商品の販売スタンスについて、 「金融機関においては、短期的な利益を優先させるあまり、顧客の安定的な資 産形成に資する業務運営が行われているとは必ずしも言えない状況にある。」 と断定していたことをお伝えしました。 それでは、どうしたらよいのかということも、レポートの中でヒントとして描かれています。 個人投資家の望ましい投資スタンスとは、 1)幅広い運用対象の分散 例として、国内株式、国内債券への2資産への分散と、それに先進国株式、先進国債券、新興国株式、新興国債券を加えた6資産への分 -
まだ不透明
2016-12-16 13:18
トランプ次期大統領の発言は結構本質を突いていて面白いです。 彼の政治能力を評価する段階にはありませんが、少なくとも(言いたい放題ではあるものの)偽善的な発言が少ないところは好印象です(^^) フィリピンのドゥテルテ大統領の(かなり強引な)麻薬犯撲滅作戦に対し西側先進国首脳が「裁判を経ない人権蹂躙だ」と言った非難をしていましたが、これに対しトランプ氏は非難をせず同調的な意見すら出していました。私にもこれらの非難が偽善者的な発言に聞こえていました。 フィリピン南部では不完全な国家統治の隙を突いて麻薬取引などの犯罪組織が跋扈し、何十万もの善良な国民が違法な麻薬取引の手先にされ、且つ被害を受けているのです。彼ら麻薬組織こそが悪質な人権侵害と法令を無視する張本人であり、この連中は麻薬取引による利益を求めて海外からも多数流入しています。 ドゥテルテ大統領は自国民の生命と引き換えに金儲けを -
為替市場動向~FOMC予想通り利上げして年末へ?~
2016-12-15 18:02
師走も中盤となり、今年最後の重要イベント、米FOMCが13日~14日と開かれます(結果発表予定は日本時間15日午前4時)。 現在の政策金利0.25~0.5%から0.25%追加利上げが決定され、0.5~0.75%への利上げ確率は100%と予想(うち0.25%の利上げ94%予想)(数値はBloomberg社情報)と市場は既に利上げを織り込済みで動いてきました。なので、利上げ発表には反応は限られるでしょう。 一方、利上げの有無の発表と同時に注目したいのが、理事による来年の金利予想(ドットチャート)です。来年からの金利予想が上向きに修正されるようなら、ドルの下値もサポートされドル上昇の可能性は高まるでしょう。 今日のFOMCが終わると、年末にかけて大きなイベント予定は見当たらないことから、来週から海外の市場参加者の多くがクリスマス休暇入りとなり、11月のトランプ次期大統領誕生祝い相場は -
石川臨太郎とスタッフで選んだ、今年11月までの有料メルマガコラムのベストワン
2016-12-14 15:54
=9月27日のコラムをベストワンのコラムに選定した理由= 今年の11月までの有料メルマガコラム47本のうち、9月27日号をベストとして選定しました。 一番の理由は、トランプショックなどの10月から11月の米大統領選挙までの日本株の下落という怖い思いをすることを予想しながら、その後始まった日本株の大きな上昇を予想することができたからです。 そしてコラムで取り上げた銘柄群の全てが、9月の配当や優待でインカム・ゲインの利益を確保できたばかりではなく、9月27日配信翌日の権利落ち後の下落でさらに投資することができれば、12月9日までには、大きなキャピタル・ゲインを確保することができたからです。 当然のことながら、石川臨太郎にはどの企業の株が上がるか分かっているわけではありません。 ただ、その企業のファンダメンタルズを調査して、例え株価がなかなか上がらなくても、業績や保有する資産の含み益 -
■世界シェアNo1の名門!日本を代表する輸出企業群の祖で、リバウンド力が強く、業績の上方修正が期待できる企業を研究!!石川臨太郎の有料メルマガ、好評配信中!!■
2016-12-13 16:36銘柄研究に最適な有料メルマガです!クオリティをぜひ体感してください。 今週配信の有料メルマガでは、世界的にも有名な輸出企業群の始祖で、有数の売上と利益を誇り、最近の調整からのリバウンド力が強く、円安の為替差益による上方修正が期待できる大型株企業を、研究銘柄として掲載しています。 また、コラムでは、「成長株からバリュー株(⇔特に低PER銘柄)への資金移動が急速に起きていると感じられる12月の上旬相場です。日本株が上がるなら大型株が有利と考えていましたが、小型の低PER企業のほうが少しの資金で株価が上がるので、予想以上に飛び跳ねました。この動きに上手く乗っていきたいと考えて作戦を練っています。」と題し、過去有料メルマガで研究銘柄とした銘柄群を振り返って検証し、それを踏まえた上で、今後の株価上昇が期待できる4銘柄をピックアップしています。 さらに、先週掲載のコラムからの投資アイディアで、あ
2 / 4