• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 43件
  • 敬老の日に考える

    2020-09-24 23:26  
     5年に一度の国勢調査がはじまり、昨日は我が家にも調査員の方がいらっしゃいましたが、町会の仕事をされている高齢の方で「1週間弱で100件を回らねばならないのに留守が多くて大変だ」と仰っていました。重い鞄を背負い、鉛筆で一軒ずつ資料の番号を間違えないよう記入(チェック)しながら・・・とても大変そうでした。 通信技術の向上とデジタル化が進んだこのご時世に、高齢の町会の顔役に頼ってボランティアで調査票を配ってもらうと言う、世界第3位の経済大国でありG7のメンバーでもある先進国の国勢調査の何ともアナログなこと・・・(汗) ここでも行政の怠慢による負担が住民の善意に転嫁されています。 以前は敬老の日は9月15日でしたが、2000年度からのハッピーマンデー制度の導入により月曜日に移動して3連休になりました。少しでも連休を増やして旅行をし易くすると言う政府の方針ですが、この案が出されたとき「わざわざ国が
  • 株の玉手箱 雪国まいたけは生まれ変わったか?

    2020-09-24 23:25  
    *約1200字・完読サクッと3分でどうぞ【 再上場案件 】 あすなろ投資顧問大石です。 今日は≪雪国まいたけ≫の話。 本日上場を迎えた雪国まいたけ。ご存じまいたけを主力にエリンギ・しめじ・マッシュなどのキノコを生産販売している会社です。世間的には非常に評価が低い案件ですが過去と今そして未来はどうか?少しフラットに考えてみました。【 過去は荒んでいた!? 】 1975年にもやしから始まった同社。まいたけに着手してからは全国展開・新潟証券取引所上場・中国展開・タカラバイオと提携・ダイワハウスと提携・東証上場と順調に成長していたが、2013年に不適切会計で大平社長が辞任。翌年には虚偽報告で課徴金。株主総会事件など段々ときな臭くなりベインキャピタルのTOBにより一線から退いた経緯がある。【 優良企業に変貌か!? 】 では現在はどうなのか? 結論から言うと、以前とはまるで別物。理由は主に以下4点・ベ
  • 【対談】日本人はなぜ、なかなか運用を始めないのだろう?

    2020-09-24 23:22  
     今回は竹川美奈子さんに対談をお願いしました。[竹川美奈子氏プロフィール] 出版社や新聞社勤務などを経て独立。2000年FP資格を取得後、投資信託やiDeCo(個人型確定拠出年金)、マネープランセミナーなどの講師も務め、投資初心者に向けて長期分散投資のメリットを伝えている。 今回は、悩める個人投資家の本音をよく知るお二人に「日本人はなぜ、なかなか運用を始めないのだろう?」をテーマに語りました。竹川美奈子さん(以下、竹川):「日本人は……」と括るとき、比較対象は欧米になっていることが多いと思いますが、じつはアメリカで活発に投資を行っている個人投資家は富裕層が中心なんですね。 金融リテラシーも含め、一般の生活者レベルで比較すると、日本もアメリカも大きく変わらないという指摘があります。小屋:たしかに、それは感じますね。ただ、日本の場合、最近までお金持ちもあまり運用に積極的ではありませんでした。竹
  • 有料メルマガライブラリから(353)「平成の最後のバーゲンセールが始まったのかもしれない」

    2020-09-18 19:21  
     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「平成の最後のバーゲンセールが始まったのかもしれない」 (有料メルマガ第503回・2018/10/16配信号)※2018年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 今回の暴落で新たに買った、今日の副題に書いた企業のことを書く前に、少しだけ株で安定的に利益を出せるようになった時のことを書いておきます。 私が徐々に株式投資の利益の額が上がってきたとき、株式投資での損に対処する考え方が変化していることに気がつきました。成績がだんだん良くなってきた時、どんな考えかたに変わったので成績が上がっ
  • 株の玉手箱 老後資産1億円達成への相場道#14

    2020-09-18 19:18  
     まさに“政治の秋”と言われる通り、株式市場でも今年は例年以上に政治の話題が注目を集めています。 世界中が注目する米大統領選のゆくえも気になるところですが、アラブ・イスラエル間の国交正常化やBLMがもはやデモではなく暴徒と化していることなどもトランプ陣営にとっては追い風に変わってきつつあります。 しかし、今はご存知のとおりに我が国も政治的にとても重要な局面を迎えています。 事前観測もありましたが8月28日に安倍首相が辞意を表明したことで、にわかにポスト安倍をめぐる政局が慌ただしくなり始め、昨日の自民党総裁選で前評判の高かった菅官房長官が党内派閥に担ぎ上げられる形で自民党総裁に選出されることとなりました。 これまで安倍政権の中枢を担う官房長官として官僚のコントロールに邁進してきた菅氏は今回の総裁選出馬にあたり、経済政策は従来のアベノミクスを踏襲することをふまえつつ、独自色として役所・官僚の縦
  • マイナス金利時代の株式投資

    2020-09-18 19:16  
     三井住友銀行がユーロ建てで1260億円分の担保付社債(満期5年)をマイナス金利で発行することが話題を呼んでいる。日本企業が社債市場からマイナス金利で資金調達するのは初めてだとされる。 借り手が金利を受け取れるのだから、これまでの金融市場の常識を覆す出来事と言える。 日本でマイナス金利政策が導入され始めたのは2016年1月。日本銀行と民間銀行の間での金利政策だが、民間銀行から企業への貸し出しを増やしデフレを脱却するために導入されてはや4年以上の年月が経過。この間、デフレ脱却どころか、日本では消費税率の引き上げや今年に入ってのコロナ禍で消費が落ち込みますます不景気が続く。 ゼロ金利を通り越しマイナス金利となる時代を横目に株式市場は今後どうなっていくのか、モノを保有していても価値を生まない時代。インフレに強いとされる株式だが、そうした視点では投資対象とはなり得ないが、理屈抜きでキャピタルゲイン
  • 株式投資のリスク

    2020-09-18 19:12  
     コロナ禍による世界経済の混乱が続く中で株式相場は引き続き上昇トレンドを継続している。 多くの投資家はその恩恵を何らかの形で受けておられるものと拝察するが、実際にはいかがだろうか。 筆者の回りを見渡すと確かに顔色が良くなった投資家が多くなってきたと感じる。 億の近道をスタートして20年になるが個人資産1億円は当然の時代となってきたとも言える。 退職金を安定運用して1億円程度の規模に至る事例はざらにある。但し、その時々の相場の変動で資産規模に変化が出てくるのは致し方ない。 このところはコロナショックが起きた3月をボトムに投資家の資産はその前の水準を超えてきた状況だろうと推察される。 株式投資にリスク(不確実性)は付き物。問題はこれからだ。 株価上昇は金融政策を思い切って緩和した各国の施策が背景になっている。 特にコロナ禍の影響を大きく受けた米国トランプ大統領の政策対応がNASDAQなどの株価
  • 山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」【9/15第77号レポート配信! 独特な社風と技術力で成長する企業を分析!】

    2020-09-16 15:11  
     個人投資家向け高品質企業レポートを好評配信中! 題して山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」。【9/15第77号レポート配信! 独特な社風と技術力で成長する企業を分析!】   今週は、ユニークな社風と技術的優位性を持ち成長する企業を分析。 製造業としての矜持と世界トップの技術力はどんな理論株価が算定されるのか。 ぜひご購読を。以下の無料サンプルをご覧の上、文末のフォームよりお申し込み下さい。・アニコム(8715) https://bit.ly/3e4N2ft・ピーバンドットコム(3559) https://bit.ly/2Xoa6Qq・手間いらず(2477) https://bit.ly/2Vew9GC ★お申し込みフォーム ⇒ https://goo.gl/8TLmfM グロースとは成長株のこと。 山本潤氏率いる「株の学校」で、山本氏をはじめとする講師陣の薫陶を受けた精鋭アナリスト達が、成長
  • 大魔神のアンテナ 流れに変化

    2020-09-16 15:09  
     ここにきて、9月相場からの流れに変化が出てきたようです。 8月28日、安倍首相の突然の辞意発表があり、それまで株式市場は米国株高でもあったので、堅調に推移していました。しかし、2時を過ぎた時点で5分たらずで日経平均は600円超の下落を演じ、売り優勢の中終わりました。 そして、この下落を期に、物色傾向に変化が見えてきました。その変化の流れは既に米国株式市場で起こり始めていた新型コロナ終息を株式市場が読み始めたことです。 この時期、叩かれ続けていたエアライン関連や飲食業関連、金融株などへ物色の矛先が向かいました。まだ、大きな上昇を示している訳ではないが他の銘柄に比べ下値がしっかりとした動きになっていました。 東京市場において、叩かれ続けていたセクターの中でも、いくつか代表的な銘柄が上昇を示していました。機械株では「日立建機」「クボタ」が新値を更新。今では「ファナック」が連日賑わっています。工
  • 市場潮流

    2020-09-16 15:08  
     今週(9月7~11日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で201円06銭上昇し(率にして0.9%の上昇)、2万3406円49銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。 週初は、前週の米株安の流れを引き継ぎ、ハイテク株を中心とする利益確定売りが優勢となり、7日(月)の日経平均株価は前週末比115円安となりました。 翌8日(火)は新型コロナの収束による景気回復期待から前日比184円高と3日ぶりに反発しましたが、9日(水)は前日の米株安、ワクチン開発の一時中断のニュースなどを受け、241円安と反落。 続く10日(木)は、米ハイテク株の調整一服などを好感して202円高と反発。 週末の11日(金)は、前日の米株安にもかかわらず、国内における東京都の新型コロナの感染警戒レベルの引き下げ(10日)などを好感し、171円高と続伸しました。 個別にみると、商船三井、川崎汽船、日本郵船など海運株の上昇が目