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アドバイザーが中立な立場に立つことの難しさ
2022-10-06 11:43
株式会社マネーライフプランニングでは、「投資助言業」という財務局登録をして金融機関とは距離を置いた、独立したアドバイス会社としての経営をしています。 ここで言うところの「独立」とは、金融機関とのしがらみ(販売や手数料)などが全くないために特に忖度や配慮や偏りをなくし、顧客にとって最善と考えられるアドバイスを実現しやすい環境であることを意味します。 改めて、このような事について触れるのは、最近2つのことで「独立」したアドバイスが求められていると実感したからです。 1つ目は、日経新聞社との新しい取り組み。 8月末から実験的に、日経新聞社の読者層、日経IDの保有者層に対して、FPアドバイスを提供するという取り組みを実験的に始めています。 その取り組みの中で、多くの相談者の方から 「このような独立したアドバイスを欲しいと思っていたんだけど、なかなかそのような人が見つからなくて、今回の日経の案内 -
有料メルマガライブラリから(446)「7月~9月の高配当・優待銘柄への投資を考え始めてる」
2022-09-29 11:55
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「7月~9月の高配当・優待銘柄への投資を考え始めてる」= (有料メルマガ第486回・2018/6/19配信号)※注 2018年6月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 先週のコラムではエジソンの言葉を紹介して、他人のアイデア、つまり投資手法や投資銘柄を真似ることの効用を述べました。 そこで今週は、まず私が誰の手法を真似ているかを最初に書いてみたいと思います。一言でいえば、私の株式投資法は東急グループの創始者五島慶太氏の事業展開の手法を学んだ方法です。 私の投資法はバリュー投資です。 バリュー -
先週末ストップ高を演じたアクセル(6730)株の投資魅力
2022-09-28 15:36
全体相場波乱の中で先週目を引いた銘柄がアクセル(6730)である。 同社は設立は1996年2月でその6年後の2002年にIPO。パチンコパチスロ機器向けグラフィックLSIや音源用LSIで現在も高い市場シェア(50%)を有しており、その優れた技術力が同社の収益力の源泉となっている。 パチンコ産業は衰退産業のようにも言われるが、ホールの運営まで含めた市場規模は現在も約14兆円と最大のレジャー産業となっている。 確かにホールの軒数は昨年度8458店舗と4年前の1万596軒(ピークは1995年の1万8244軒)から減少しており、連れてパチンコ・パチスロ遊技機の販売台数も減少傾向にあるが、2021年度は新規則移行で増加。今年度も拡大基調にあり店舗数は減少傾向にあっても大型化も背景にあって一定の市場規模を擁していると言える。 そこでは来場者を楽しませるための新台の設置が絶えず行われており、遊技機メ -
株安歓迎
2022-09-28 15:28
一体どこまで下がるのかと不安感を持たれている投資家が増えているこのところの国内外の株式相場です。 コロナ禍で委縮した消費経済がコロナの感染が収束して一気に元に戻り消費が一気に拡大した混乱の下で物価の上昇が米国内では見られ、その影響が世界中に伝播している状況下での相場変動をどう見たら良いのでしょうか? このほかロシアによるウクライナ侵攻による原油や天然ガスの価格の急上昇、穀倉地帯での戦争が食糧価格を押し上げての物価高、海運市況の上昇、住宅需要の高まりを背景にしたウッドショックによる木材価格の上昇など一連の原材料価格急騰を押さえるための米FRBによる年初からの度重なる政策金利引き上げがこの局面で収束するのはいつになるのかが読めない中で米国株が大きく調整し、日本株にもその余波が押し寄せています。 米国の長短金利上昇に起因して為替は1ドル=145円台までの円安を演じて、その急激な円安を抑制しよ -
時間を投資する意味
2022-09-26 22:42
億近読者の皆様こんにちは。 小学生向けのお金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。 本日は長期投資と長期教育について論じます。 資本主義経済では、言うまでもなく成果や効率を重視します。「最小限のお金や時間の投資で最大の成果をあげる。」という考え方が大切です。 しかし、あまり目先の成果を重視する考え方ばかりをしていると、大成を取り逃がす可能性があります。 短期売買で得た利益よりも、「いつか儲かればいいや。」と思ってほったらかしにしておいた株がいつの間にか何倍にもなった、という経験をお持ちの方はいるのではないでしょうか。 もしくは、利食いをした株がそのあと、天井知らずの鰻登りを見せて、落胆された方もいるでしょう。 「なんだ、自分の銘柄選びは悪くなかったのに、随分早まって売ってしまった。」という情けない後悔を私はたくさんしてきました。 投資は言うまでもなく目先の短期売買の値動 -
有料メルマガライブラリから(445)「バリュー投資について考えたこと」
2022-09-22 13:13
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「バリュー投資について考えたこと」= (有料メルマガ第261回・2014/1/14配信号)※注 2014年1月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 バリュー投資を一言でいうとどうなるか。私が30年近くかかって、やっと得た結論は「バリュー投資、それは『我慢』である」ということです。 バリュー投資を志すと、よくバリュートラップに引っかかります。【中略】 バリュー株というのは投資指標的に言えば低PERや低PBRが多いです。その企業の本源的(=本当の)価値と株価を比較すると、本源的価値より株価が安い -
長期投資の入門 第8回 長期の技術のトレンドの筋
2022-09-21 22:52
=長期の技術のトレンドの筋= 長期投資の筋として、製品の付加価値の上昇と付加価値当たりの費用の下落とが共存するイノベーショントレンドがあることをお話しました。☆よい長期の技術のパターンその1:表面積が付加価値 表面積が付加価値になっている場合は、触媒や半導体など、界面が作用するケースで、どんどん薄化するとか、小型化するとかすることで、付加価値あたりの費用という相対的な指数(いわゆる比率)を改善することができたのでした。 これは中身が詰まった金属の塊を想定してください。 たとえば銅の塊を極薄に引き延ばすことで箔にすると、どんどん表面積を大きくすることができますね。立方体でその中身は詰まっているイメージ。☆よい長期の技術のパターンその2:体積が付加価値 逆に体積が付加価値で表面積が費用の場合、主に空間、中身が空気であるものが多いのですが、段ボール箱のようなものを想定してください。段ボール箱は -
なぜ時価総額が増えない
2022-09-20 20:13
あっという間に秋ですね。もう今年の3/4ほどが終わりました。 あと数か月もすればアベノミクスが始まって10年になります。 残念なことに安倍元首相はお亡くなりになりました。 個人的には国葬はやるべきと思います。日本国の世界におけるプレゼンス向上や国益と言う大局的な観点から。世界のトップ級の要人が多数来日する機会を利用して日本をアピールする場にすべきです。 多少落ち込んだとは言え依然として世界第三位の経済大国であり、アジア唯一のG7参加国、且つ世界から見れば(スイスと並び、平和を尊ぶ)永世中立国です。国際政治では様々な機会を活用し国益を追求せねばいけません。 十数億円程度の国葬予算やモリカケ・サクラ問題など世界から見たら些末な話であり、5万円のバラマキ愚策(住民税非課税世帯=8割方は年金受給世帯)などより余程国益に貢献します。中国狂産党から見たら、何と細かなことで諍いをする小さな国民だろう -
物価が15年で3倍になる時代!子供たちに燃え尽きない教育を
2022-09-16 22:15
iPhone1台約28万円。 2022年9月に発表されたiPhone14シリーズの最上位機種の価格は、私がかつて証券会社で受け取った「初任給」をはるかに上回る価格です。下位の機種でも約14万円です。 億近読者の皆様こんにちは。 子を持つ親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。 今回は、iPhoneの価格から気付きを得た、「子供を燃え尽きさせない教育」について解説します。 話を戻します。 iPhoneは、登場してから15年が経ちますが、その間で新機種の価格は約3倍になったことになります。複利で年率8%ずつ上昇したことになります。 この価格上昇率は、アメリカの現在のインフレ率と同じです。 2022年7月のアメリカの消費者物価指数は、前年比プラス8%超になっています。8%は15年複利で約3倍になる数字です。 平均的な物の価格が、iPhone並みのペースで上が -
有料メルマガライブラリから(444)「『偶然で稼げた』を『必然で稼げる』に変える努力」
2022-09-15 12:58
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「『偶然で稼げた』を『必然で稼げる』に変える努力」= (有料メルマガ第294回・2014/9/9配信号)※注 2014年9月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 株式などのリスク資産に投資する時は「リスクは避けるものではなく管理するものである」ということを知った上でバトルフィールドに参加することが必要です。この点については従来からこのコラムで、くどいくらい何度も触れてきました。 株式投資ばかりではなく、仕事でも、人生でも、常にリスクは存在しています。リスクは避けようとしても避けられるものでは
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